蒲田のカレー屋といえば、入り口で食券を買ってカウンターに着くと同時に頼んだカレーが出てくるという、信じられないスピードが売りの西口「南蛮カレー」がお気に入りだったのですが、2010年9月に閉店してしまいました。今は、「銀だこ」になっています。今もあったなら、テレビの珍百景あたりに取り上げられてたかもしれません。まあ、愛想の無いオジサン店員ばかりのお店でしたが、自分は良く通ってました。あの速さを見せたいがために、子供を連れて行ったこともあります。何も知らないから、それはビックリしてましたね~。
南蛮カレー閉店後、そのスピンオフ、じゃなかった、味を引き継ぐお店が、蓮沼方面に10分ほど歩いたところに「キッチンすみっこ」として再開しています。
先日久しぶりに、蒲田にお昼過ぎに着き、急にあのカレーが食べたくなりました。思いつくまま「すみっこ」へ突撃。お客さんは2人。
もう若くないので、本当は南蛮カレー(当時430円)で十分なんですが、今はもうそのメニューは無かったです(チキンカレー550円が近いのかな?)。ですが、隣でカツカレーの大盛をがっつりと食べてるおっさんを見てDogwoodもカツカレー(750円)を注文しました。
そして待つこと約10分。出てきたカツカレー。そうそう、このボリューム!キャベツ付き!これですよ、これ。揚げたてのカツに、具のほとんど無いルーがたっぷり。南蛮時代は、目の前でカツをザクザク切るところが見れたのですが、ここではキッチンの奥で切る音が聞こえてきました。
テーブルには緑と赤のタバスコも健在。在りし日の南蛮当時を思い出しながら、楽勝で完食しました。
南洲太郎(古っ)似のご主人は、当時と相変わらず無愛想(に見えるだけ)で安心しました。奥様と思われる女性は、愛想良くテキパキと働いてご主人をサポートしてました。場所的には店名通り、ちょっと不利な場所ですが、永く続けてほしいお店です。また行きます、ではなくて、「おジャマします」か。
南蛮カレーの時は、確か銀色の金属皿でしたよね。向こう側に少し福神漬が見えますが、南蛮時代は福神漬けと紅ショウガが、カウンターで取り放題でした。
メニュー
清潔な店内の様子 2時ごろだったので、お昼のピークは過ぎてました。
おまけ1 ありし日の南蛮カレー
あのカレーの出てくる速さは、店員さんがずっと食券を買うのを見てたんですけどね。
おまけ2:南洲太郎