Dogwoodの池上日記

地元大田区池上・蒲田と軽井沢・信濃追分を愛するDogwoodの日々徒然日記。

草軽電鉄のDVDを観て、乗った気分になりました!

私Dogwoodは、鉄ちゃんでは無いのですが、軽井沢好きになったきっかけの一つに、草軽電鉄があります。既に昭和37年に廃線になっている、軽井沢と草津温泉を3時間半で結んでいた55キロの軽便鉄道。30年以上前に行った軽井沢千ヶ滝西の保養所に置いてあった雑誌「軽井沢ビネット」の「軽井沢秘境探検」というコーナーにあった、草軽鉄道の廃線跡を訪ねる企画が面白く、こんな山奥に鉄道線路があったのか?という驚きと、「カブトムシ」と呼ばれた、何とものどかな変わった形の汽車に興味をもったのが、きっかけでした。(軽井沢秘境探検は、軽井沢新聞社から単行本で出ています。)

 

その後、草軽鉄道に関する本や、軽井沢駅横に置いてある実物を見たりしているうちに、ますます動いている映像を見たくなってきました。そして、ついに鉄道映画クラブの「桑原昇一コレクション・草軽電鉄」という1万円以上するDVDを購入してしまいました。この中には、当時の草軽電鉄の貴重な動く映像を見ることが出来ます。また、廃線後の後片付けの様子や、降りしきる雪の中での走行なども興味深い映像。付属のブックレットも大変丁寧にできていて、草軽電鉄に対する桑原氏の思い入れが強く感じられました。これはもうプライスレス、思い切って買って正解でした。写真や本で見るのとはまた違って、汽車に乗ってる気分にしてくれます。「ああ、これはあの辺かなぁ」とか思いながら見ちゃいます。仕事で疲れた時にも、ウイスキーを傾けながら、ぼーっと見ていると、癒されるんですよね。そしてまた軽井沢に行きたい!という気持ちにさせてくれるのです。始発駅の新軽井沢駅だったところは、今の草軽交通(バス・タクシー)の営業所ですが、聞いた話だと現在は取り壊してしまって、更地になっているそうです。

また、Dogwoodが生まれる何年も前に、「カルメン故郷に帰る」という日本映画、高峰秀子主演、木下恵介監督の、1951年に制作された、日本初のカラー映画の中にも、動く草軽鉄道が頻繁に出てきますので、そちらの映像も貴重なものとして鉄道ファンの間で人気があるようです。

軽井草軽鉄道の廃線跡見学ツアーも企画されてるようなので、一度参加してみたいと思いました。高原列車、良い響きですね〜、観光用の短かい距離でもいいから、実物の草軽鉄道が復活しないかなあ、、と思うDogwoodでした。

 

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桑原昇一コレクション・草軽電鉄から 新軽井沢駅(今の草軽交通のあたり?)

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旧軽井沢駅(ロータリーのあたり)後ろに、「パークホテル」の看板が見えます。

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どのあたりかわかりませんが、随所にカラーで動く草軽電鉄が見れます。

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おまけ:「カルメン故郷に帰る」の北軽井沢駅のシーン。おもちゃみたいな車両が素敵すぎます!