下の写真、どこだか直ぐ分かったアナタは、かなりの池上ツウ、いや、イケガミストかも?
そう、先月放送の「じゅん散歩」で、高田純次が行きかけた裏道です。この先に、古くからのスナックや居酒屋が並ぶ、昭和の雰囲気漂うディープな通りです。
昨年の「ちょい呑みフェスティバル」に参加した「大聖路」さんも、この先にあります。きさくなママさんの作る美味しい手作りチャーシュー、餃子、メンマのおつまみは、ビールとの相性抜群でした。
第1回 池上ちょい呑みフェスティバル!3店目は「大聖路」さんへ! - Dogwoodの池上日記
ある金曜日の夕方、妻は仕事先の飲み会で不在、「夕飯は各自よろしく」のラインが入っていました。今日は、ぼっち飯か、何にしようかなと考えながら会社を後に。外は小雨の寒い夜。こんな日は、鍋かおでんに限りますかね。でも、1人鍋はちょっと厳しいので、カウンターのあるおでん屋を探すことにしました。セブンのおでんも安くて美味いけど、金曜の夜に、家でひとり食べるのは寂しいので却下。
そういえば、酒場放浪記で数年前に吉田類氏が訪問したお店「喜代美」が近くにあったな。あそこは、のれんの横に「おでん」と書かれた提灯があったっけ。と、いうことで前から行ってみたかった「喜代美」さんへ行くことに。
ところが残念、、店閉まってた!
仕方ない。ならば、高田純次が行かなかった裏通りに行ってみるか、、
テレビで少しだけ映ったスナック「栢山」の左隣に、赤い提灯と小さな居酒屋が見えました。
上の写真の突き当りを左に曲がったところから見たのがこちら。
のれん越しに見える店内は、カウンターだけの10席程度の小さな居酒屋。「おでん」の文字も見えた。ここにしよう!
改めて店の名前を確認すると、「酒処 善右衛門」とある。昔ながらの居酒屋にありがちな古風な店名。鉢巻で強面の大将が出てきたらどうしよう、、、
と、一瞬ネガティブな絵が浮かんだけど、おでんの誘惑には勝てず、引き戸をガラガラー。すると、カウンターの向こうから「いらっしゃいませー」と、女性の声。
店名のイメージとは真逆な(失礼)美人の女将、いやママさん?誰かに似てるような、、ブルースバンドのボーカルにいそうな、ハスキーボイス、雰囲気のある女性店主でした。
他にお客さんは無し。カウンターの奥に座り、まずはお通しの肉じゃがと生ビールで喉を潤します。
(写真の許可はもらってます)
女将、いやママさんに聞くと、ここは今年の8月に開店したばかりで、以前は他でお店をやっていたとか。先月のお会式の時は、お店の前にテーブルを出して営業したのだけれど、お客さんは路地裏に全然入ってこなくて、赤字だったと嘆いていました。そうか、、、お会式の時Dogwoodは、路地の入り口のスペースで、寿司店を手伝っていたO君と話してたんだっけ。もう少し奥まで行ってれば、このお店ともう少し早く出会っていたかもしれません。
高田純次が、お店のすぐそばまで来たのも知っていて、ちょっと残念がっていました。というのも、お店はお昼から営業してるのだとか。
常連客で繁盛しそうな雰囲気がしました。
おでんの種類も豊富です。
大根、卵、つみれ串、厚揚げ、ちくわぶ、たこ串を頂くことに。どれもDogwood好みの薄味ながら、良く味の染みたいいお味でした。これは料理上手とみた。器もおしゃれ。
そのうち、常連客が三々五々入ってきて、女性店主との会話を楽しんでいる様子。今思い出した、「翼の折れたエンジェル」の中村あゆみにちょっと雰囲気が似てたかな。
調子に乗って、ついつい日本酒を冷で3杯飲んで、結構いい気分に。金曜の夜の一人酒を楽しく飲ませてもらいました。ご馳走様でした、また寄らせてもらいます。
おまけ
この2日後の日曜の朝、プー丸との散歩で同じ道を歩いてみました。上の写真が、明るいとこんな感じです。
左隣の店も中々のインパクト!今度ここにも行ってみようかな。
ここが、初めに行こうとした大衆酒場の「喜代美」さん。ここもいつか行ってみたいと思います。
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