池上本門寺に、加藤清正公堂の建築計画があるという記事を以前書きましたが、もう一つ清正関連の大田区文化財を紹介します。本堂と五重塔の間にある墓地内の一角に、八段の層塔があるのですが、これは加藤清正の室(夫人)である正応院が、生前に死後の供養にと建てた(逆修供養の)石塔。江戸時代初期(寛永三年)のもので、元は十一段だったものです。
ちょっとわかりにくい場所ですが、すぐに見つかると思います。
控えめな?説明板が立っています。
下から見上げると中々壮観な層塔です。
石塔の欠け具合や色が時代を感じます。
よーく見ると「慶安三年」の文字が。明治より前の元号の時代感覚がさっぱりですが、古いことは確かです。平成も終わってしまうことだし、ちょっと元号の勉強しようかな。
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