昨日は6月2日の夜に行われた、池上本門寺のキャンドルナイトのことを書きましたが、同じ日に池上小学校の隣にある「本妙院」さんでも「ありがとうナイト」というイベントがありました。
まだ明るい時間にも関わらず、多くの人がお寺の前で立ち止まって見入っていました。
池上本門寺の総門から目と鼻の先にある「本妙院」さんの壁に掛かっている布は、被災地をつなぐ「さをり織り」というもの。近くに寄って見ると、たくさんの応援メッセージや写真が貼ってありました。これ、2年前の本門寺のキャンドルナイトで、石段に展示されていたのを見たような。確か写真があったな。
あ、ありました!2年前は石段に沿って掛けられていました。暗くてわかりずらいですが、写真は石段の上から下に向けて撮ったものです。
あの時の布と同じものかは分かりませんが「お帰りなさい!」って感じでしょうか。夜も良いけど、昼間の方が色が際立ちますね。
エスニックな色調が目を引きます。
こちらは、池上のフラワーショップ「WNICO(ニコ)」と、トミ企画(缶詰バーの「とみんち」のオーナー会社)がコラボしたという、大きなフラワーアレンジメントを載せた竹のランタンが2つお出迎えしてくれました。
まるで芸術作品のよう。これ、夜には花の中のグラスにメダカが泳ぐのだとか。
隣の駐車場では、昨年使ったランタンを竹炭鉢にして、それをベースにしたインテリア作りをWNICOのご主人らが参加者に教えていました。エコで楽しそうなイベント。
そして夜に、、、(早っ)
門前の竹ランタンに灯りがともり、確かにメダカが泳いでました。凄く綺麗でしたが、写真がうまく撮れていませんでした(泣)
うーん、夜間撮影は難しいですね!
地面に置かれた竹のランタンには「ありがとうナイト」の文字が。
ここのランタンは、プラスチック製では無くて、全て本物の竹製なのです。
本堂では、多くの人が影絵に見入っていました。
「異体同心」と読めます。肉体は違っても、心は一つに結ばれているという意味で、「一心同体」と同義語なのだそう。
駐車場では物販店も出ていて、毎月本門寺の朝市に出店する「くぅ~の東北」のお店も。
ここで買ったのは、東松島産のお米や黒豆、とうもろこしを使って作ったマドレーヌ。どれも優しい味で美味しかったです。ご馳走様でした。
以下は、震災から3ヶ月、2011年6月の本門寺キャンドルナイトから。大堂前に「いのり」の文字が。
此経難持坂には、鎮魂のキャンドルが、たくさん並べられました。
こんなランタンも。
石段と仁王門の間でやっていた影絵も雰囲気があって感動的でした。
2日に渡ってお届けした「でんきを消してスローな夜を」を合言葉に2003年から始まった池上本門寺のキャンドルナイト。そして、本妙院の「灯りの有り難さを感じて、無いことを楽しむ」がテーマの「ありがとうナイト」。どちらも「池上に住んでて良かった〜!」と思わせる素晴らしいイベントでした。1日で2度、いやそれ以上楽しませて頂いたDogwood でありました。皆さん、お疲れ様でした!来年も楽しみにしています。
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