Dogwoodの池上日記

地元大田区池上・蒲田と軽井沢・信濃追分を愛するDogwoodの日々徒然日記。

昭和9年創業のお豆腐屋さん

池上通りと大城通りの交差点から、少し呑川方面に入った通りの住宅街にポツンと見えてくるのが 「近藤豆腐店」。しばらくお店を閉めていたようですが、先日お店の前を通ると「とうふ」の看板に灯りがついて営業しているもよう。 

よーし、今晩の酒の肴は冷奴に決定!

f:id:Ikegamiblog_tokyo:20181209231334j:plain

先客のご婦人が世間話に夢中(笑)で、少し待ってからお店の前へ。

お店は昭和9年創業。10年前にアド街ック天国にも出たのだとか。

妻は何度かここでお豆腐を買ったことがありましたが、Dogwoodは初めて。

f:id:Ikegamiblog_tokyo:20181210231429j:plain

(記憶では)お豆腐をスーパーやコンビニでしか買ったことが無いDogwood、いざ対面式のお店に着くと、急にドキドキしてテンパってしまいました。何故かというと、、

 

豆腐ってどうやって買うんだっけ?

って、アホか?1丁、2丁って言えばいいやないかーい!(天の声)

 

そうか、、お店には手書きで、豆腐、焼豆腐、油揚、がんもどき と、それぞれの値段が書かれていたので「あの~、お豆腐1丁ください」と告げると、返ってきたのは

「木綿ですか?絹ごしですか?」

と、ご年配の店主。

 

「は?」

どっちだっけ?冷奴に適してるの。またテンパった。

 

 太田裕美ドンピシャ世代のDogwood、ついつい

「木綿ください」

と言っていました。ハンカチーフじゃないんだっての。

f:id:Ikegamiblog_tokyo:20181209231358j:plain

 大きなタイル張りの水槽から丁寧に取り出して包んでくれた木綿豆腐、1丁190円。ちなみに、絹ごし豆腐も同じお値段です。

そして家に帰って観察を、、いや、もういいや同じ豆腐なら。

(下は半分に切ったものです)

f:id:Ikegamiblog_tokyo:20181209231533j:plain

 木綿豆腐に、先月軽井沢で買った山茶なめ茸(梅かつお味)をトッピング。

 そして、これに合わせるのはハイボール。

 間違いない!どれも美味しかったです。ご馳走様でした!

f:id:Ikegamiblog_tokyo:20181209231418j:plain

ところで、木綿と絹豆腐の違いってご存知でしょうか?知らないのはお前だけだって?

Dogwoodは、元々豆腐にこだわりは無く、美味しければそれで良し。「絹ごし豆腐は、絹の布で豆乳をこして作ったもの。木綿豆腐は木綿の布でこしたもの」だと思っていました。(単純だな~)

でも、実際は製造工程が違うのだとか。

木綿豆腐は、豆乳に凝固剤を加えて一度固めたものをくずしてから、圧力をかけて水分をしぼり、再び固めたもの。一方、絹豆腐は木綿豆腐よりも濃い豆乳に凝固剤を加えて、そのまま固めて作ったものなのだとか。含まれる栄養素の量にも違いがあるそうだけど、ここでは割愛。

 冷奴には、舌触りが滑らかなことから、絹豆腐の方が合うという人が多いようです。でも今回買って食べた木綿豆腐の冷奴も、つるっとした舌触りが相まって十分美味しかった。なんせ、昭和9年から続いている「老舗」ですから。

次は、ここで絹豆腐を買って食べ比べしてみようと思ったDogwoodでありました。


お立ちより頂き、ありがとうございます。以下のブログ村に登録しています。良ろしかったらポチっとお願いします。


にほんブログ村