北海道ふっこう割の旅、いよいよ(やっとかよ)最終日です。
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございます。
2日目の宿、少し高台にある網走観光ホテルの部屋からは、一面凍った網走湖が良く見えました。今日も快晴で、旅日和!
朝からのんびりと温泉に入って、バイキングの朝食を2周半。
窓から外を見ると、朝からカメラを持って坂道を下り網走湖の方へ歩く人多し。この日も出発は10時。まだ時間はあるので、ちょっと網走湖の方へ行ってみよう。
ロビーの外にあった温度計を見ると、マイナス8.5℃。寒~い!でも地元の人は「今日は暖かい方ですよー」だって。
ホテルの前の坂道を下って
踏切の先に見えて来たのは。
網走湖!どこからが湖かわかんね~。雪は膝の深さ。これ以上先に進むのは危険なので止めておこう。
ホテルの方角を振り返ると、お湯が流れ込んで来る辺り(矢印)に何やら動くものが。
サケ?シャケ?鮭?マス?大きな魚がたくさん泳いでました。これは朝からいいものを見せてもらったな~(捕獲禁止です)、、でも、あまりに寒いのでホテルに戻ろう。
その途中、先ほどの踏切が鳴り、JR石北線が雪を舞い散らしながら過ぎて行きました。1日に数本しか走っていないし、存続危機にある路線だと聞いていたので、これもラッキーでした。
ホテルを後にして、バスは網走刑務所前の凍った道を通り、網走駅方面へ。
ガイドさんいわく、「網走駅の看板が縦書きなのは、刑務所を出所して横道に逸れないように」の意味を込めて書かれているのだとか。本当だ!、縦書きの看板が見えました。走るバスの中から奇跡的に撮れていました。
そんな網走駅を通過して、バスは海沿いを走ります。そして映画「網走番外地」等のロケにも使われたというJR釧網本線北浜駅へ。
オホーツク海沿いの小さな駅舎には喫茶店、展望台もあっていい雰囲気。海の向こうには知床連山も見えました。これで流氷があれば最高だったのですが、それは贅沢というもの。地元出身のガイドさんによると、流氷は温暖化の影響で年々減っているのだそう。ここに流氷が来るのは、もうあと少し先のようです。
またまたラッキーな出来事が!駅に列車が入って来ました。
この日のお昼は、オホーツク海沿いの海鮮物産店で、タラバ付き海鮮丼を。うんまー。
その後は、ラムサール条約(注)にも登録された濤沸湖(とうふつこ)へ。
ここにもオジロワシ(矢印)やオオワシがいました。
(注)ラムサール条約とは、水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約
その後は、オホーツク流氷館でホンモノの流氷を見学。
マイナス15℃の冷凍部屋で流氷にタッチ。濡らしたタオルを振ると数秒でカチカチに。
屋上からはオホーツク海、網走市内が一望できました。
そして、この日最後の訪問場所「網走監獄博物館」へ。明治時代から実際に網走刑務所で使用されてきた建物を保存公開している野外歴史博物館。 施設のガイドさんの説明付きで歩いて見物して全行程を終了。
下の写真、真ん中の看守さんはマネキンです。
監獄博物館から15分程の女満別(めまんべつ)空港でバスを降りてツアーは解散。フライトまでまだあと2時間あるので、空港内のレストランでまったりとサッポロクラシックビールを飲んで待つことに。
そして20時15分発の飛行機で、街の夜景を見下ろしながら2時間弱で羽田へ。
写真上の光は、UFOではありません。左主翼のナビゲーションライトです。
定刻通り羽田に着陸し、23時前に池上の自宅へ到着。
以上で、18日から20日までDogwoodと妻 が参加したクラブツーリズムのふっこう割ツアー 「北海道8つの絶景と冬の北海道6食付きグルメ旅3日間」は終わりです。長々お付き合い頂き、ありがとうございました。
最後に、この旅で北海道の復興に、どれだけ貢献出来たかは分かりませんが、1人29,800円という旅行代金は、ニ〇リじゃないけれど、まさにお値段以上。さらに華を添えてくれたのが、顔も声も(!)柳原加奈子似?の網走観光のバスガイドHさん。ツアー客を楽しませるプロ根性に脱帽&感動しきり。行く先々の情報量の多さ、話術(ギャグ)の面白さ、(耳に優しい)歌や、楽しいマシンガントークは、これぞ理想のバスガイド!と言っても過言ではないほど。同じツアーが、来年も計画されているようなので、興味ある方は検索してみて下さい。
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