半年前から楽しみにしていた、トッドラングレンのジャパンツアー"The Individualist tour" の東京公演に行って来ました。帰ってきたばかりですが、ライブの興奮と感動が冷めやらぬうちにアップしておこうと思います。ご存知ない方や、興味ない方はここでスルーしてくださって結構です。
世界で屈指のメロディメーカーでホール&オーツをはじめ、多くの有名アーティストを世に送り出した名プロデューサー、そして天才マルチプレイヤーとして名高いトッドラングレン。ホメ過ぎか?「アメリカの山下達郎」と言うと知らない人にもわかりやすいかと。ファンに怒られそうですが、達郎さんはトッドの影響を少なからず受けていると昔から思っています。個人の見解です)
そんなトッドラングレンの来日公演は、この日(5月22日)の東京と、翌日の大阪公演の2回のみ。そんなプレミアチケットは、当然ソールドアウト。
日本でも多くのアーティストに影響を与えているトッドの東京公演は、意外にも墨田区錦糸町にある「すみだトリフォニーホール」。キャパ1800人程のクラッシック音楽専用ホールで、新日本フィルハーモニー交響楽団のフランチャイズとなっているのだとか。知らなかった。そもそも錦糸町駅に降りたのは30年振り。錦糸町が墨田区なのも忘れていました。
失礼ながらDogwoodが持っていた錦糸町のイメージは、ズバリ「蒲田と同じ匂い」。人生で1度だけ行った交通簡易裁判所があり「アナタには黙秘権があります」と弁護士に言われて超ビビったところ。ハロワもあるのね。
それが今や、スカイツリーがこんな近くに見えるオシャレな街に。蒲田負けてんじゃん。
そんなことはどうでも良くて、会場を目指します。あっ、先に見えるのは、、
やっぱりここだ。皆さん、入り口にある何かを熱心に撮影中。行ってみます。
これかぁ。開演19:30の終演予定 21:40 ということは、、2時間以上?!
会場内にはこんなのも。「アナタは自主的に収録参加されています」だって。DVDが出るのかな?もしそうなら思い切り楽しもう!楽しんで映ってやろうかな。
チケットを見ると席は3階かぁ、S席なのになぁ。
ちょっとガッカリしながら階段をえっちらおっちら上ります。
しかし、クラッシク専用ホールだけあって、まるで高級ホテルのような廊下。
R4と書かれた重い扉を開けて、さらに細い階段を下りて行くと、、
会場とステージが見えてきた。自分の座席はステージ向かって右サイドの手すり前の単独席。立ち上がっても誰にも怒られない席。
なんと、ステージ全体を上から見下ろす席でした。まさにプラチナチケット?
普段のライブでは絶対に見えないレアな位置だ。メンバー全員の頭頂部が丸見えだぜ。
左のグリーンのストラトは1992年の日本公演でも使ってたやつかな。エフェクターもよく見えました。
望遠鏡なしでもこんな感じで見えました。
2時間のステージがあっという間に終わってしまった。15分の休憩、Q&Aを挟んで20曲以上。ソロはもちろん、初期のNAZZ、ユートピア時代の曲も沢山織り交ぜた贅沢な選曲。トッドの50年に渡る音楽活動の集大成といったステージを堪能しました。
アンコールが「Just One Victory」では無かったのが、意外というか少し残念だったけれど、個人的には大好きな曲が多かったし、27年前の来日公演と被る曲が殆ど無かったのも良かった。これでツアーパンフレットが売ってたら尚良かったんだけど。それは欲張り過ぎというものか。
70歳を過ぎても、これだけエネルギッシュなステージが出来るトッドは、間違いなく天才。そして、また必ず来日してくれると確信した次第でありました。
追記:偶然隣の席に座った「筋金入り」のトッドファンの方とたくさん話せて、とても楽しかったです。いつかこのブログを見てくれると嬉しいな。
そんな思いでスカイツリーを横目に錦糸町を後にしたDogwood でした。
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