お盆にふさわしい(?)寒くなる話題をひとつ。
池上本門寺の西側、普段でも人通りの少ない車坂(くるまさか)を歩いて登っていた時のこと。ちなみに、この坂道の両側は、全てお墓であります。星亨(誰?)のお墓も左側にあります。
車坂を登り切ったところにあった、1枚の墓地の看板の前で突然足が止まりました。看板の奥は、木々が生い茂った山の斜面に墓地が広がる夕方でも暗い場所。後ろに見える卒塔婆(そとうば)が、風も無いのにカタカタと音をたて始め、急に背中がゾクゾクしてくるのでありました。こ、これはマズいぞと急ぎ足でこの場所を通り過ぎようとすると、、、
後ろからナマ温かい風が。えっ?ま、まさか、、振り向くと看板の下の方から、、
「おーい、こっちへ 来いよ〜」
あっちの世界からのお誘いか?
あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”
ギャーっ!!
えっ?な、何?
(おーい、こっちへ)
来いよ~、行くよ~
だって。(ヒュルルルー)
あれれ?
寒くなりました?
失礼しました。
お墓の仲人(!)へのフリーダイアル「(あの世へ)来いよ、行くよ」の看板で、ここまで引っ張ってみました。
「来いよ」と言われなくても、人は皆いつか必ず逝く、いや、行く「あの世とお墓」の話でありました。
そうだ、墓参り行こう。
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