Dogwoodの池上日記

地元大田区池上・蒲田と軽井沢・信濃追分を愛するDogwoodの日々徒然日記。

認知症サポーター養成講座でオレンジリングをゲット!

突然ですが「地域包括支援センター」って、ご存知でしょうか。

地域包括支援センターとは、介護保険法で定められた、地域住民の、保険・福祉・医療の向上、虐待防止・介護予防マネジメントなどを総合的に行う機関で、高齢者を支える「総合相談窓口」といったところ。センターには、保健師(看護師)・社会福祉士・主任ケアマネージャーといった専門家が相互連携して業務にあたる場所です。

そんなワタシも6月に介護初任者研修を受けるまで、存在すら知りませんでした(汗)。

その初任者研修では「認知症について」の座学もあり、大体は理解はしていました。それでも、池上で「認知症サポーター養成講座」が開催されると知って、お金は無いけど時間はたっぷりあるDogwood、会場である池上特別出張所へ行ってきました。

f:id:Ikegamiblog_tokyo:20190919162040j:plain

 池上通りと呑川の交差する場所にある池上特別出張所は、この日はシルバーパスの更新会場にもなっていて、入り口付近には大勢のシルバー世代の方々で賑わっていました。案内係の職員さんが、来る人来る人に声を掛けてくれるのはいいけれど、自分にまで「アナタ、シルバーパスですか?」と聞いてきたのには、ちょっとショック(泣)。

「いえ、ワタシ認知症です」と返すDogwoodを見て、別の来場者が「?」の表情で,こちらを見たのを見逃しませんでした。知らない人は、何だろうと思うやりとりだったかな。

f:id:Ikegamiblog_tokyo:20190920095934j:plain

3階の大会議室は、50人程の受講生でほぼ満席。平日のためか、年齢層は高めで女性がやや多いといった印象。徳持地域包括センターの女性介護士の方が、丁寧にわかりやすく「認知症とは」から始まり、資料とDVDを使いながら、地域で支えることの重要性を1時間半かけて教えてくれました。自分にとっても、介護初任者研修から1か月半が経っていたので、この講座は良い「振り返り」になりました。Dogwoodの前の席には、訪問介護のユニフォームを着た女性が、若い男性社員?を連れて参加していました。隣のキミ、まさか寝てないよね?

f:id:Ikegamiblog_tokyo:20190919162258j:plain

 ああ、これ”3つの「ない」”。初任者研修でも習ったな。あと、認知症の老人が、徘徊するのには、必ずその人なりの理由があるというのも、飯田橋での研修で知ったんだっけ。北野武のお母さんが、認知症で軽井沢まで一人で行ってしまった理由が泣けたなぁ。

f:id:Ikegamiblog_tokyo:20190920094033j:plain

 そして講座終了後に頂きました、「認知症サポーターキャラバン」のオレンジリング。

f:id:Ikegamiblog_tokyo:20190920093924j:plain

晴れて「認知症サポーター」になったDogwoodですが、これで「なにか」特別なことをするわけではありません。認知症を理解し、偏見を持たず、認知症の人や家族に対して温かい目で見守ることをすれば良いだけのこと。認知症サポーター、つまり認知症の人やその家族の「応援者」になったというだけなのです。

 2025年には、全人口の約18%が後期高齢者になると言われる、少子化大国(?)のニッポン。超高齢社会に突入する前に、認知症の知識だけでもアタマに入れておくのは良いことだと思います。皆さんも、もし受講する機会があれば是非!

お立ちより頂き、ありがとうございます。以下のブログ村に登録しています。良ろしかったらポチっとお願いします。

にほんブログ村 地域生活(街) 東京ブログ 大田区情報へ
にほんブログ村