以前に書いたかもしれないけど、ワタシの祖父は、誰もが知る有名人、、ではないものの、生涯ブレることなく彫刻家で通した芸術家。行ったことは無いけれど広島郊外の山の中に、後援者が作品を集めて拓いた彫刻村があったことも。
一昨年、ヤフオクで祖父の作品を2点落札したのでありますが、現在無職、お金の無いワタシにも手が届く金額でゲットできたのは、なんともラッキーでした。
その後しばらく間を置きましたが、昨年末にヤフオクに出品されていた祖父の作品を偶然見つけたのでありました。締切は残り1日。あと値段を見てビックリ。
なぜならば、、
おっと、その前にこれがその実物。高さ15㎝ほどの木彫りの作品です。
若干の経年劣化が見られますが、70年以上も前の作品だし仕方ないかと。それ故か、オークション開始の値段はなんと、、
1,000円！安っ。
これは買うしかないっしょ。なので1,100円でポチっと入札。
でも、ここからが長かった。金額を入れても入れても自動入札でドンドン値段が吊り上がって行くのでした。締切りの直前に、カウントダウンしながら秒読みで高値を入れても、そのたびに締切が自動的に延びていくという泥沼状態に。結局、2日かけて7,500円で落札できました。時間があるから出来た技。出品者の方は、上限の金額を元から設定していたよう。
でも、作品が届いて対面した日は嬉しかったですね。まさにプライスレス。
明治生まれの祖父が製作した作品を、昭和生まれの孫が令和にオークションで見つけて手に入れたという「時代を跨いだ偶然」に、鳥肌が立ったDogwoodでありました。
大げさか？
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