池上本門寺の石段を上って右折した先にあるのが、高さ3.4メートルの「日蓮大聖人説法像」。ちなみに、元々ここにあったのは、明治の政治家「星亨」の銅像で、3年前にこんな記事を書いていました。
日蓮大聖人説法像(旧星亨像)の話 - Dogwoodの池上日記
10年以上も前、石段を登った右側に小さな売店があって、お菓子やおでんが買えた時期がありました。桜が満開の頃には、子供たちが台座の周りで遊んだり、像の後の椅子に座っておやつを食べたり、のどかな憩いの場でありました。そう、過去形なのにはワケがありまして。当時は今ほどカラスがいなかったからね。
先日、カラスに生ごみを荒らされて困っているという近所のご主人が「日蓮像の周りがさ、カラスのエサやり場になってんだよ」と、ご立腹の様子で。もう何年も前から知っていますぜ、旦那。
ということで、久しぶりに日蓮像の方へ行ってみることに。おお、どこかで見た注意書きが。
ちなみに「お山はカラスの養殖場だよ」と嘆いていたご主人、業を煮やしてお寺と区役所に連絡したこともあったんだとか。自分は何度か直接注意したことはあったけれど、全く聞く耳を持たず。ある日、若いお坊さんがチラ見をして通り過ぎたのを見て以来、完全に諦めました。その日以降、日蓮聖人像の方へは行ってません。
先日、怖いもの見たさで旦那が言っていた像の後ろ側へ。
うわーっ!何じゃこりゃぁ?椅子や手すりに想像以上のフンの量が。
振り返ると、段ボールが何枚も台座の後ろの凹みに。そうか、そういうことね。
旦那の言う通り、自分たちは服が汚れないように段ボールを敷いて座る訳ね。さすが年の功?感心してどうするよ。
お寺さんは、コーンをたくさん並べてワンコのブツや、露店の出店を注意しているけど、カラスやハトの方も対策が必要なんじゃないかと。
本当は、こんなのは無いのが理想なんですけどね。
カラスへの無責任なエサやりが、何をもたらすのか。
人生のパイセン様たちには、よーく考えて頂きたいと思うDogwoodでありました。
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