先週の軽井沢一泊旅行で、ワタシがどうしても行きたかったのが、北軽井沢の浅間牧場。日本初のカラー映画「カルメン故郷に帰る」（1951年）のロケ地であり、主演の高峰秀子が一心不乱に踊っていた所の木が今も丘に残っていて「カルメンの木」と命名されているのを最近知りました。映画のストーリーはさておき、ワタシが軽井沢好きになった理由のひとつが、この映画に頻繁に映る「草軽鉄道」の姿なのです。
草軽電鉄のDVDを観て、乗った気分になりました！ - Dogwoodの池上日記
カブトムシのような小さな車両が軽井沢草津間の山道をのんびり走るのが印象的な軽便鉄道。廃線になったのが昭和36年で、創業は大正4年、つまりワタシが生まれるず〜っと前の、、、あっ前置きが長いって？失礼しました。
その「カルメン故郷に帰る」のロケ地、浅間牧場に30年ぶりに行ってきました。浅間牧場茶屋の前を通り、駐車場から誰もいない入口を抜けると例の丘が見えるはず、、！
あった、これか〜！「カルメンの木」の銘板見っけ！
丘の向こうを望むと、、あれ？どれだっけ？映画の事を知らない人には、ちんぷんかんぷんだろう。
なんか看板の説明と写真が若干テキトーなのよ（個人の辛辣な意見）。あと、カルメンが木の下で馬に蹴られるシーンが印象的？そんなシーンは無かったぞ（笑）まいっか。
下はワタシが30年前に偶然8mmビデオで撮影した上と同じ場所。多分コレが「カルメンの木」かなと。当然この時には銘板はなく、ワタシも映画のことは知りませんでした。
そして下は映画「カルメン故郷に帰る」に映る72年前のカルメンの木（多分）。早送りで見たけど、馬に蹴られるシーンはやっぱり無かったな。
滞在時間約10分の浅間牧場。次ここに来るのがいつになるか分かりませんが、ちょっと心が晴れた気がしたDogwoodでありました。
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