突然ですがワタシの祖父は、2000年12月に94歳で亡くなった彫刻家でありまして。藝大卒業後、昭和26年に今も存在する彫刻の会を作ったのだそう。ワタシが小さい時は、世田谷区松原に自宅兼アトリエがあり、全盛期には広島に彫刻村があったことも(一度も行ったことがありません)。ネットで検索すると、彫刻村は今や廃墟と化し、肝だめしやオフロードバイクの周回コースになっている模様(笑)。いや、笑い事じゃないんですけどね。時々、ヤフオクで祖父の作品を見つけては、小遣いの範囲でポチっと購入。便利な世の中になりました。
令和最初にヤフオクで落札したもの - Dogwoodの池上日記
こちらが今年落札した、通算4個目の作品。
昭和7年製作、木彫りの能楽師なんですが、今にも動き出しそうな佇まい、能面の表情といい、色使いといい、親戚ながらうっとりするデキ。細部にまでこだわりが感じられます。
これだけのモノを作れる才能、その遺伝子をチョッとでも受け継いでいれば、ワタシの人生も少しは変わっていたかも、、と勝手な妄想にふけるDogwoodでありました。
お立ちより頂き、ありがとうございます。以下のブログ村に登録していますので、良ろしかったらポチっとお願いします。