池上のすぐ隣、大田区中央5丁目にある「佐伯山緑地」には、昨年5月に初めて行って以来、週末の散歩コースに加わりました。
この緑地は、佐伯山(さいきやま)と呼ばれる緑豊かな丘の上にあり、以前この地にあった佐伯栄養専門学校の土地でした。数年前に紆余曲折を経て現在は、大田区が取得しています。一時期、業者によるマンション建設計画があったのですが、周辺住民の反対運動と、斜面地条例に抵触したため、建設計画はストップ。代わりに大田区が土地を買い取り、山の上には緑地を、山の麓には保育園を作ったと聞いています。山のすぐ隣には閑静な住宅地が広がっています。
子供向けの遊具は無く、あるのは遊歩道、ベンチ、施錠された蔵、災害時用と書かれた取っ手の無い井戸、あとは佐伯矩先生の銅像だけ。5分もかからず1周できてしまう、突っ込みどころ満載の小さな緑地ですが、散歩の途中の休憩地点として、利用させてもらっています。いつも閑散としていて、心が落ち着く場所であります。ここがマンションにならなくて良かったと思っています。
緑地の中心には施錠された蔵が。
取っ手のない井戸は災害時用。
佐伯先生の銅像
立ち入り禁止の先に、大きな鉢?と馬?が見えました。
なかなかシュールな図柄です。
見晴らし広場。驚くようなものは見えませんが、その名の通り、見晴らしの良い所です。
ダイダイが沢山なっていました。
あと、気になるのが、今も工事中の栄養学校の校舎があった場所。この広い土地に何が出来るのか、今から期待が膨らみます。これからも散歩の途中で、時々チェックしてみたいと思います。
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