「他人が美味いものを食べた話ほどつまらないものはない」とは、ワタシの尊敬する宮脇俊三センセイのおコトバ。決して値段が高いものだけが美味いとは限りませんが、手が込んだ料理はそれなりに高くて美味いもの。まぁ、人の味覚や嗜好はそれぞれなので、寛大な心でいたいものです。
妻が3ヶ月も前から予約していたお店「とうふ屋うかい」に行ってきました。とうふといっても「人生で一番高い（たぶん）おとうふ」を頂きに。お店は東京タワーの麓、芝にある立派なお庭のあるお店。インバウンドをグイグイ掻き分けて何とか到着。お店の前にYOUの撮影スポットがあるようで、行列していたのにビックリ。
朝食抜きでお昼のランチ（夜も同じメニューだとか）、肉と魚のコースを予約していました。
青葉と栗麹白和え、焼き目栗、銀杏、いちょう芋、子持ち鮎馬煮、帆立玄米揚げ、海老寿し
店名に「とうふ」が付いているだけあって、ウリはお庭の小屋で丁寧に炭火で焼いた「あげ田楽」。ジューシーで田楽味噌とネギとの相性が抜群、絶品でした。
本日の湊（みなと）ようは、お刺身。
とろめんとうふ鴨つみれ鍋
特選和牛ヒレたたきは佐賀牛だとか。柔らか～い。
きのこご飯 赤出汁 香の物
最後は洋梨みつ煮のデザートで締め。おいしゅうございました。
お会計前に腹ごなしで立派なお庭をひと回り。
あげ田楽を焼いていた小屋（田楽処）を覗かせて頂きました。
さ、東京タワーに上って帰ろうか。
この「とうふ屋うかい」、来年の3月で閉店なのだとか。ちょっと残念ですが、この超一等地がどうなるのか心配になったDogwood でありました。
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