Dogwoodの池上日記

地元大田区池上・蒲田と軽井沢・信濃追分を愛するDogwoodの日々徒然日記。

最近の出来事に思うこと、、

普段あまりテレビを見ないDogwoodですが、最近の事件やニュースを見て思ったことを、書き留めています。あくまでもDogwoodの個人的な考えです。

 

青森の自殺した女子中学生のこと

 

ある市の写真コンテストで、最高賞に内定した、笑顔で写っていた少女が、実はイジメに苦しんでいて、数日後に自殺したという、ショッキングで悲しい事件。市役所の事なかれ主義を批判する人も多いけど、それは賞の扱いがブレたのと、両親への説明がマズかった事であって、本質は、いつまでも繰り返される子供のイジメと自殺の問題。青森だけでなく、日本中で、これからどう取り組むかを、改めて問われた事件。

 

なんてさらっと書いたけど、多分直ぐには何も変わらないと思う。残念だけど。子供を3人育てて実感したのは、親も子も多種多様だという事。当たり前ですけど。見た目の話で申し訳無いけど、父兄参観日に、ジャージの上下と、キャップを被ってやって来たヒップホップな親、先生をキミ呼ばわりした金髪の親、運動会の観覧席で大騒ぎで酒盛りをしていた、タトゥーをした親たち、、これDogwoodが実際に見た光景です。当然、親が皆、ネクタイ締めたサラリーマンであるとは限らないわけです。私立ならまだしも、色んな家庭環境で育った子供が集まる公立の学校には、必ず子供同士の(時には親同士の)問題が生じます。これを、大学出たての若い教員や、独身の担任に、「何とかしろ!」というのは、酷な話だと思いませんか。先生の心が先に折れてしまいますよ。ある程度、社会経験を積んだ人も中途で採用するとか、定年退職したシニアを補助教員として採用するとか、一億総活躍とか言うのなら、何とか出来ないものかなあと思います。

因みに、Dogwoodには、都立高校で現役教師をしている、2つ上の兄がいます。彼が教員になりたての頃、生徒を殴って1回、注意を聞かない生徒の机を窓から放り捨てて2回、教育委員会から処罰を受けたそうな。熱血だったからね。「今の時代なら、間違い無くクビだよな〜」と、涼しい顔で言ってたっけ。

ところでDogwoodは中学生の時、体育の教育実習生に、集まりが遅いと数人並ばされて、思い切り顔を殴られた事がありましたよ。名前もフルで覚えてた。何故かと言うと、その翌年、体操でオリンピックに出場していたからです。あっ、あの時の!って、皆んなで大笑いしたのを覚えています。教育実習生に殴られるなんて、そう経験出来る事では無いけれど、当時全く問題にならなかったし、後腐れもありませんでした。

その時の先生、今どうされてるかと思い、調べてみたところ、4年前に57歳の若さで亡くなっていたことを知りました。

今更ですが、ここに合掌し、お悔やみ申し上げます。