この日曜日は池上梅園でも梅まつりが開催されていましたが、ワタシとプー丸は、訳あって実家に行っていました。この日はまるで春のように暖かい晴天日。家の中にいては勿体無い!と80過ぎの両親と「せたがや梅まつり」に行って来ました。
「梅ヶ丘」という地名に相応しく、梅まつり会場の羽根木公園には屋台が沢山出ていて多くの人で賑わっていました。桜の時期の花見と違い見た目の派手さは無いものの、小振りな梅の花を見たり撮ったりと皆思い思いに楽しんでいました。

この公園内には、 昭和を代表する女流俳人、中村汀女(ていじょ)さんの句碑がありまして、大きな石碑に刻まれていたのは、
外(と)にも出よ 触るるばかりに 春の月
という句。専門的なことや背景の奥深さはわかりませんが、何とも叙情的で春の夜の風景が目に浮かぶ俳句だと思いました。
そして石碑近くの掲示板には俳句の会の入選作品が貼り出されていました。

実はワタシの母は数年前からこの俳句の会で活動しており、今回出した俳句が特選に選ばれて貼り出されていたのでした。それをワタシに見せたかったのでありますな。その俳句がこちら。
我が道に 追う夢呉れし 梅の句座
先ほどの汀女さんの俳句同様、深い意味や詳しいことはわかりませんがこの歳で打ち込めるものがあるというのは素晴らしい事だと。お見事でした。
プー丸を連れて歩く背中が、どことなく誇らしげでもあります。

そんな事はつゆ知らず、「早く行こーよ」と、母親をグイグイ引っ張ります。あっ、何か閃いた?

梅の花 そんなものよりオヤツくれ
by プー丸
わかったよ、、人混みで踏まれるのを避けて、早々に公園を出ました。
花まつりのパンフレット。今年で40年続いているそうです。3月5日までやってます。

3/05/2017 お詫び
「不適切な写真の掲載がある」とのご指摘がありました。今後気を付けて参ります。
不快な思いをされた方に、この場をお借りしてお詫び申し上げます。
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