財テク、その中でも「株」は、昔からやっているのに、なかなか結果がついてこない、悩ましき個人投資家のDogwoodでございます。
今から20年ほど前、「株主優待」という、甘い言葉にひかれて、オリエンタルランド(東京ディズニーランド・シーの入場券)と、「そばめし」が流行ったころのニチロを買ったのを手始めに、無料クーポンがもらえる日本マクドナルド、ゼンショー(すき屋、はま寿司)などを買ってきました。
さらに、ライザップの健康コーポレーション、キリン、サッポロ、JT、ブックオフ、キャンドウ、などなど、多い時には50社以上!の銘柄に手を出してしまいました。一時は、確かに配当+株主優待で結構儲かったこともあって、長男の高校の入学金は、ある会社の株の売却益で補ったほどでした。本当に馬鹿な話ですが、「俺って株の才能あんのかも、、」って思ったこともありました。危ない危ない。アホですね~、経済のことなんて、全く勉強もせず、興味すらなかったのに。ただ、時代の波に乗って運が良かっただけなのに、この勘違い男!
ただ、知っていたのは、銀行に預けると、金利は0.1-0.2%と、たかが知れた額しか増えないけれど 、対して株は、業績が良かったり、何かの理由
で化けると、整数倍、何倍、何十倍にも上がる「ことがある」と、いうことだけのモチベーションでやってきたように思います。
自分のような素人には、ギャンブルに近かったかもしれません。(仕手株に手を出して損したことも数回、、、)
元々は、前の会社の退職金の一部を、自由に使わせてもらって始めたので、「ゼロになっても構わない!」という、ゲーム感覚、気楽に始めたのですが、それでも人間、一度オイシイことを味わうと、欲が出るもんです。つぎ込む額が、数十万単位で大きくなって行き、気が付くと、高級外車が新車で買えるほどの額をつぎ込んでおりまして。四季報も読まずにネットで得た不確定な情報で買ったこともしばしば。そりゃあ、ダメダメでしょう。中古の軽自動車ほどの損失が出ているので、一旦リセット(損切り)をして、確実路線で、じっくりと考えながら投資して行こう思います。
余談ですが、株主総会前の時期になると、封書が毎日何通も、多い時は何十通もポストに届いていて、同封されている「株主通信」なんか読まずにポイと捨ててしまうのですが、先週来た「三越伊勢丹」の業績報告書を、電車の中で読んでみました。ふーん、割と若い取締役もいるんだなあ、、と、その数ページ後になななんと!5人の取締役賞与の総額、5826万円!という議案が、、、あ~、もう全部「賛」に○つけて出しちゃったじゃん!
1人1165万円か!うーん、こっちは三越伊勢丹で数十万損してるのに、、、あーあ、やってらんね~。でも、それが株というもの。やめらんないですよね、、、