7/18の記事で書いた、東京都知事選のある候補者の公約をネットで見ていたら、この方はお隣の某K国が相当嫌いなようで、かなり排他的な考えであることがすぐに読み取れました。Dogwoodの周りにも、同じ考えの人は確かにいる。
お決まりの慰安婦像や、反日報道をテレビで見るたびに、「あ〜あ、またやってるよ」と思うことも良くある。だからといって、よってたかって「日本から出て行け!」なんて声を荒げるのは極端な考えで、自分には絶対無理な話。
Dogwoodは、前に働いていた会社で、韓国・馬山の関連会社に、一か月ほど出張したこともありました。もう20年以上も前の話だけど、今でも覚えているのは、毎晩宴会でお酒(眞露)をしこたま飲まされたこと。相手が飲み干したグラスを目の前に置かれたら、置かれた人はそのグラスに注がれた酒を一気に飲み干し、グラスを返さないと失礼にあたるんだと。なんだそれ?昔の新歓コンパか?
現地の社員が、日本語を勉強しようと、会社内ではウザいくらい いや、一生懸命話しかけてくるのに、一歩外に出ると、人目を気にして別人のように、全く日本語を話さなくなったこと。目上や年上の人の前では、タバコを吸ったり、片手でグラスを持って酒を飲んではいけないこと。お酌する時も、片手で注ぐのは失礼なので、もう一方の手を肘に添えて注ぐこと、、、などなど。結構面倒くさい習慣だなあ、と思ったのも正直な気持ち。
でも、当時はまだ20代後半の若造社員。なのに仕事で関わった韓国の人は、とても親切にしてくれた。出張最終日の宴会で、現地の幹部に「みんなで日本語の歌を何か歌ってください」と急に振られ、日本人出張者(全員初めての韓国出張)で考えた末、アカペラで「巨人の星」のテーマソング(おーもーいー、こんだーら、)を歌い出したところ、曲のテンポとメロディーが戦時中の日本の軍歌に聴こえたらしく、場が(お店も)急に怪しい雰囲気に(汗)。慌てて、これは野球アニメの主題歌であることを説明して、事なき事に。いやー、冷や汗かいた。わかってもらえたけれど、そんな紛らわしい曲を選んだヤツ(= Dogwood)は、後で散々叱られました。
そんなこともあって、自分の中での韓国の印象は「良い国」なんです。当時は韓国のボクシング界が最強だった時期で、日本人対韓国人選手による、世界タイトルマッチが数多く組まれた時代。応援していた選手が負けて悔しい思いをしたのも数知れず。
蒲田の居酒屋で、見知らぬ韓国人サラリーマンとボクシングの話題で仲良くなったこともありました。紙に、「柳斎斗」「洪秀換」「廉東均」「張正九」、なんて往年の世界王者の名前を紙に書いて見せると、向こうもおおっ!となって「ワジマ(輪島功一)!」「ワタナベ(渡辺二郎)」「オオハシ!(大橋秀行)」って、日本人王者を知ってるわけ。それだけで盛り上がって、焼酎3杯いけましたね。70〜80年代のボクシング好きのオッサンにしかわからん話題ですが。周りはキョトンとしてました。
そんなことを考えていたら、無性に韓国料理が食べたくなって、妻と三男の3人で、蒲田西口バーボン通りの中にある「豚ちゃん」へ。まずは氷マッコリを一杯。続いて、チョレギサラダ、ニンニクバター焼き、野菜チジミ、ジャガイモチジミ、石焼ビビンバを注文。もやしのナムルと韓国海苔はお通しで。どれも、ビールやマッコリと相性は抜群!
辛い物や、野菜が苦手な三男も、ここではどれも大丈夫なよう。以前、ここのもやしナムルを気に入った妻が、ママさんに作り方を教わったことがありました。
作り方は簡単だけど、「ダジダ」という調味料を入れるのがポイントなのだそう。早速店のそばにある蒲田東急で買って帰ったっけ。
最後に、韓国海苔巻(キンパ)をお土産にして、しめて6,000円ちょい。美味しい韓国家庭料理と、ママさんの笑顔と元気が売りの 「マシッソヨ!(美味しい)」なお店でした。
ちなみに、お店を手伝っている旦那さん(韓国人)は、柳斎斗も、張正九も知りませんでした。「はあ?」だって。そりゃあ、しょうがないか。
左が妻の好きなチョレギサラダ。自家製ドレッシングがイイ味出してます。
夕暮れの蒲田西口のバーボン通り。いわゆるガード下通りだけど、最近は賑わってるね!
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