世界的な？トランペッター、日野皓正氏による、ジャズバンドの中学生ドラマーへの往復ビンタ問題。もうこの話題は飽きてるかもしれませんが、先週は池上本門寺で３日間連続のスローライブがあったりで、ワイドショーの話題には、全くついて行けてませんでした。ワイドナとサンジャポの録画を昨日やっと早送りで見た次第で、、、。
この話題、当事者ではないし、彼らの性格も関係も、いきさつも全く知らないで、外野が余計なことを言うのは良くない事はわかります。でも面白かったのは、こうも意見が分かれるのもなんだな～ということ。「人前で体罰はイケない！」「いや、昔はあったし人間形成上必要」「少年のソロが長すぎたので叩かれて当然」「あれ、パフーマンスじゃないの？」とか。
その人の年代や、育ってきた環境の違い、時代背景とか、いろんな要素が相まって意見が分かれるのは当然だと思います。我が家でも妻は「あれは調子に乗って（ソロを）止めなかった少年が悪いよ！」と決めつけていました。
その後、妻は「ところで、ヒノテルマサって誰？」だって。（ガクッ）まあ、うちはジャズは誰も聴かないし、日野皓正（以下ヒノテル氏）が、世界的にどれだけ凄いのか正直自分も知らないし、はっきり言って興味無いというのが本音です。（個人の感想です）
Dogwoodの意見は、妻とは全く逆で、
「体罰反対、ヒノテル反対、大キライ！」
なのです。（個人の感想です。韻を踏んだつもりですが、チョット言い過ぎました。すみません。悪しからず、、）
まあ、体罰に関しては、時と場合、理由によるかと。親として子供に手を出した経験が無いと言えばウソになります。でも人前では流石にないなぁ。自分も体罰は普通に受けた世代だけれど、基本的に暴力は反対というスタンス。特に今の時代はね。
さて、ところでなぜ 「ヒノテル反対（大キライ？、しつこい！）」なのか？
これは中学生時代にまで、さかのぼります。古い話ですみません。このニュースを見てやっぱり「あの事件」を思い出したので、これは自分の中のトラウマだったのかもしれません。当然、ヒノテル氏に会ったことも殴られた事もありません。もっと、しょうもない話です。
あれは1970年代後半だったか、RCサクセションが、フォークからロックバンドに変身し、「ステップ！」という曲が売れ始めていた頃。日本テレビの夜の歌番組に、ピンクレディー、RCサクセション、ヒノテル氏が出演していました。司会は山城新伍？だったような。（今こうして書き並べると、凄いメンツだ）
RCがテレビの音楽番組に出る！（しかも小川銀次さんがいた頃のRCで！）というので、心躍らせて見ていたのですが、「ステップ！」を歌い終わった時に、司会者がヒノテル氏に、「先ほどのRC、いかがでしたか？」と振ったのです。良くある歌番組の光景。でも、ヒノテル氏は何と言ったか？今でもハッキリと覚えてます。
「いや～、何歌ってるかさっぱりわかりませんでしたね～（苦笑）」
（Dogwoodテレビの前でガクッ！）
司会者もフォローしきれずに、「いやー、ヒノさん、正直なお方ですね～、ハッハッハ！」みたいなやりとりがあり、ヒノテル氏の馬鹿にした態度に、中学生ながらムカついたのを覚えてます。これって今思うと、ちょっとした「放送事故？」だったのかもしれません。その時、清志郎も苦笑いしてたのかな。覚えてないけど。
その日以来、ヒノテル氏は、自分にとって「嫌いなミュージシャン」の上位ランキングにずっと君臨し続けていたわけです。何ともショボイきっかけでしょ？中学生って単純。
なので、この話題を見た時に、真っ先に思ったのは、
「ヒノテル、自分に正直なところ、変わってねえなぁ、、」と。
この話題、同じく一流ドラマーの村上ポンタ秀一なら、何て言うだろう？
「俺だったらヒノテルなんか殴り返してるぜ！」に１票（言わないか）
時事ネタと全然関係なくなっちゃったけど、まっ、いっか。ところで爆問の太田光が、サンジャポで発言していた、「この人（ヒノテル氏）、大した音楽家じゃないんだよ」的な発言。
この一言で、自分の長年のトラウマが、スッと解けたような気がしたのは大袈裟かな？彼もDogwood と同じ理由だったら笑うけど。
お互いに納得して後腐れなく終わったみたいだから、この問題はこれにて以上終了！
で、良くなくないコレ？
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