ゴールデンウイークも後半、ちょっとくらい遠出をしようかという事で、池上から電車で約1時間、新宿に行ってきました。それって遠出とは言わない？いやいや、新宿は今や自分には、同じ東京都内であっても「異国」そのものですから。まぁ新宿といっても、どちらかというと新大久保（でも歌舞伎町2丁目）にあるライブハウス「新宿SAMURAI」がこの日の目的地。そう、荒川ケンタウロスの対バンライブに行ってきました。4月に渋谷クアトロでのワンマンライブにも行きましたが、このGW中に対バンライブ（複数のバンドとのステージのこと）があることを、荒ケンTwitterのフォロワーになっている妻が調べていました。（最近は妻の方が熱心なファンかも？）
何年かぶりの歌舞伎町を素通りして、職安通り（スゴい名前だ！）に向かうこと約15分。新宿SAMURAIに到着。yEAN（ヤーン）、Yeti let you noticeと共に、イベントタイトルの「flooring high Vol.12」の看板が出ていました。
オープニングのyEANは、女性ボーカルを中心にした6人組の元気で爽やかなポップなバンド。次のYetiは、それとは真逆の「人間のマイナス感情や醜さ」をコンセプトにした、4人組の超絶テクニック、プログレ系の変態、いや変拍子バシバシのバンド。明と暗が両極端ではあるけれど、どちらのバンドもCDを何枚も出していて、YoutubeでMVを見ることが出来るプロのバンド。２バンドとも初めて見たのですが、大トリの荒川ケンタウロス（以下荒ケン）とは、バンドスタイルも全然違うし、初顔合わせだということに驚きました。先月、あの渋谷クアトロ、キャパ700人超の有名会場でのワンマンに出た荒ケンが、何故このキャパ150という狭い、地下のライブハウスで演奏することになったのか？少々疑問に思っていました。
その理由は、荒ケンのライブ中盤のMCでわかりました。
ライブハウス、新宿SAMURAIの店長さんが荒ケンの大ファンだったのです。
そうか、それでライブハウス側からラブコールがあって抜擢されたのかな、納得。
しかも、その店長さん「自分が苦しい時、心の支えになっていた曲があること」をリハの時に、バンドに言ったのだそう。その曲は、元々セットリストに無かった「あすなろ」という曲。その曲を急遽アンコールでを演奏することにしたのだとか。（いい話やないか～い！）結局、アンコール2回で計10曲、約1時間強、前回のライブで演奏しなかった曲も多くて、十分楽しめたライブでした。
ホントだ、アンコールに「あすなろ」はありませんでした。
2回目のアンコールで最後の曲「スーパースター」も、店長さんが2番目に好きな曲だったそうな。それって、もはや「引き寄せ」の法則ではないですか！
店長さん、鳥肌ものだったでしょうね。
連休後半に、久しぶりの新宿で、大好きなバンドの素晴らしい演奏を、素晴らしい会場で体験できたことは、Dogwoodにとっても、荒川ケンタウロスに「引き寄せられた」時でありました。
追記：最後にちょっとしたハプニングが。
ライブが終わって、さあ帰ろうと階段を上がったところで、荒ケンメンバー全員が揃っているところに遭遇。声を掛けたら、快く写真を撮らせてくれました。
妻が感激しきりで、ボーカルの一戸さんの隣で満面の笑みで写真に収まっておりました（笑）。今年の年賀状にすると言ってました（それは止めたほうが、、）。
3時間近いスタンディングで、膝がガクガクになっていましたが、思いがけないハプニングで、帰りの新宿駅までの道のりは軽かったDogwoodでありました。
荒川ケンタウロス、もっと売れて有名になって欲しいなぁ、、
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