川崎市多摩区で私立カリタス小学校の児童19人が襲われ、大人と女児の2人が死亡した事件。自殺した犯人は、10年以上も引きこもり状態だった51歳の男。大人が小学生を背後から襲うという、不条理を絵に描いたような凄惨な事件に胸が痛みます。亡くなった方のご冥福を祈るとともに、怪我を負った児童や、保護者や学校関係者の心のケアもしっかりフォローしてほしいと思います。
こんな事件が起こるたびに思い出すことがあります。2年前にブログに書いた10年以上前の話。息子が小学生だった時、たまたま妻の代わりに出席した保護者会でのこと。子供が性的被害に遭う事件が続発し、世間で騒がれていた時でした。20代と思わしき父親が、いきなり「40(歳)以上で、独り暮らしの男が住んでいる場所を地図に記してもらうよう、警察に頼んだらどうか?」と言い出した、いわゆる「池上ハザードマップ」事件。(自分で勝手にそう呼んでます)
その若いお父さん、立て続けに「俺の経験ではさ、40歳以上で独り暮らしの男の8割以上が、ホモか、ロリコンか、引きこもりのどれかなんだよ!そんな奴らがワイセツ事件を起こすんだからさ!」 と自信満々に言い放ったこと。 さらに驚いたのは、それに賛同する若い保護者が複数いたという事。
当時、既に40歳はとうに過ぎていたDogwood、独身でも一人暮らしでも無かったものの、勤めていた会社には40歳以上で独身、一人暮らしの男性社員なんて山ほどいた。なので、正直その時は「アホか?アンタら」と呆れ返ったのを覚えています。
結局その「ハザードマップ案」は、先生にやんわり却下されたけれど、女の子を持つ若い保護者は、そのくらい心配だったのかな?とも。
だけど、今回の事件だけでなく、今朝のワイドショーでは「中高年の引きこもり」は、全国に60万人以上もいると言ってたっけ。そして、相変わらず大田区の不審者情報も減るどころか、40歳以上と思われる目撃情報が増えたように見えます。(個人の見解です)
あの時の若いお父さんのハザードマップ案は、少々やりすぎかもしれないけど、過去の不審者情報をもとに、事件発生個所をマーキングした地図を作って、学校や保護者に配布したり、もしくは町の掲示板に貼って注意喚起するという手もありかと。区や警察が協力すれば、大まかな地図くらいは簡単に作れるのではないかと思ったDogwoodでした。(絶対やらないだろうけどね)
50代で引きこもり、、世田谷の実家近くにも同じような家族がいるんだよな、20年以上引きこもってる同世代の男性が。 ちょっと心配になります。
お立ちより頂き、ありがとうございます。以下のブログ村に登録しています。良ろしかったらポチっとお願いします。