Dogwoodの池上日記

地元大田区池上・蒲田と軽井沢・信濃追分を愛するDogwoodの日々徒然日記。

湯河原へ家族と一泊旅行 その1 麦とろ童子(わらべ)で昼食まで

先週の土日で、家族旅行を決行しました。大学を卒業する長男と、中学を卒業する三男と、妻との4人で、久しぶりの家族旅行です。(次男は別の用事で不参加でしたけど) 行き場所は、初めての湯河原温泉。あの「ガキの使い 笑ってはいけない温泉宿」の舞台にもなったところですね(古い!)土曜日の朝、川崎発の踊り子号に乗って、約1時間で湯河原へ。池上から2時間以内で、この有名な温泉地に行けるとは、便利極まりないですね。初めは車で行く予定でしたが、箱根の山を越えたり、クネクネ道が多いので、電車にして正解でした。宿も食事も大変良かったので、2回に分けて旅行記を書きとめておこうと思います。長文、駄文ご容赦下さい。

 

土曜の朝、お昼をがっつり食べようと、朝食は取らずに家を出たのですが、蒲田駅の中央改札口の前に、いつも行列が出来ていたのを思い出しました。この日は、まだ2人しか並んでいません。と、いうことで、急遽予定を変更して、原宿で人気の、「クロックカンシュー」(店名)の、ZAKUZAKU(商品名)なるものを、電車に乗ってからで食べようと、2個買ってみました。1個250円也。確かにオイシイんですけど、皮がカリカリと香ばしい、長細いシュークリームですね。あんなに並ぶほどかなぁ。渡される時に、「2時間以内に食べてください」と、念を押すように言われたのは、このサクサク感のためなんでしょうね。踊り子号に乗る直前に、川崎駅内のコンビニで買ったホットコーヒーと、程よくマッチしました。

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そして、お昼前の11:44分に湯河原駅に到着。改札に向かう地下通路に、ちょっと変わったポスターが目に留まりました。「麦とろ童子」?よく読むと、自然薯と海鮮料理のお店のようです。駅から距離があるようなので、タクシーの運転手さんに聞いてみると、「地元民は行かないけど、店主が面白い店だよ」とのこと。これは行ってみなくては!ということでタクシーでお店へ向かいました。

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お店は、駅から海沿の道に出て右折し、真鶴道路じゃない方の山側の坂道沿いにありました。お店に入ると、バンダナを巻いてインカムをつけた店員さんが、「結構待つよ、ゴメンね、いい?」と人懐こい笑顔で言ってきました。靴を脱いで通された先には、ギャラリー風の待合室があり、既に7-8人のお客さんが待っていました。そこから待つこと約30分、海が前面に広がる、眺めの良い空間に通されました。

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床の丸い座布団に座って、メニューを見ていると、「Can I talk to you for a while ?」ネイティブな発音で話しかけられました。えっ?外資系企業の社員のDogwoodとして、思わず反射的に、「Sure, why not?」と答えた先は、バンダナ&インカムの、別の店主さんらしき初老のオジサンでした。食べ物の説明は苦手なので、食べログなどでいくらでも見れますから、写真だけにして割愛します(;^_^A)。もう1人の最初にいたお兄さんが、注文を取って、料理を運んでくれるのですが、もう芸人さん?って言うくらいの慣れた感じの接客と、オヤジギャグで笑わせてくれます。この方たち、お客さんを見てるのかな、全てのお客にはして無いようでした。ウケてくれる、素直な若いお客さんには、ガンガン責めていくのではないかと思います。今回は4人で、シラスとろろ丼x2、イクラとろろ丼x1, うなぎとろろ丼x1を頼みました。まあ、こういう派手な接客のお店の恒例としては、味はそこそこなんだろうと思っていましたが、予想に反して、味も素晴らしいし、素材も新鮮さが感じられるし、丁寧な味付けでした。長く待たされた時間も忘れるほど、景色と料理は見て楽しく、美味しく味わいました。食後にクーポンを利用して、サービスのコーヒーを頼みましたが、ここでも手を抜かず、器も立派なものでした。初めての湯河原旅行、ここまで掴みはオッケーでした。その2に続きます!

 

 店内に貼られたメニュー

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イクラトロロ丼と、シラストロロ丼。海側の席の向こうには、海が一望!

 

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全ての料理に蟹汁が付いていました。味噌汁ではなく、蟹だけで出汁を取っているそう。

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 絶景をオカズにした、オイシイお昼ご飯とは贅沢ですね。

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 食後のコーヒー。抹茶の器のようです。素晴らしい!

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