通勤途中の横浜駅西口の地下に、「星のうどん」という立ち食いうどん屋さんがあるのですが、ここは数年前にリニューアルして、おしゃれに生まれ変わっています。店名が中軽井沢のリゾートを思わせますが、当然全く資本関係はないです。以前は、これぞ立ち食いうどん!のお店でした。カウンターで囲った島の中に大きな厨房があって、オジサンが鬼の形相で、もの凄い量のてんぷらを手際よく揚げているのが見えたり、巨大な製麺機が丸見えで、まるで町工場のよう。カウンターには、丸ごとの生しょうがと、おろし板が、何個かテーブルにボンと置いてあって、自分で好きなだけおろして入れる方式でした。そのため、朝の混雑時には、しょうがの取り合いになったりと、ちょっとした昭和の鉄火場の雰囲気がありました。オシャレな横浜で、素うどん290円という値段は、庶民向けでありがたい。この素うどんに、おろしショウガを入れると、体がぽかぽかになります。さすがに衛生面の問題からか、リニューアル後は、目立たないように、おろしショウガの箱が、カウンター脇に1個だけ置かれるようになりました。
それでも、立ち食い店にしては珍しく自家製麺で、天ぷらは店内で揚げているし、値段も良心的、3拍子揃ったお店です。Dogwoodは、小腹がすいた時、蕎麦なら東急蒲田駅の「しぶそば」、うどんなら、相鉄横浜駅の「星のうどん」の二択と決めています。お店の場所が、駅の地下のドンつきにあるので、少しわかりずらいかもしれませんが、おすすめです。
昔のお店は、こんな感じでした。
今のお店の入り口です。