日曜の午後、朗峰会館の4階で行われた、東急電鉄主催の「リノベーションまちづくりのアイデア大発表」のイベントは、会場に立ち見が出る程の大盛況。大勢の熱気で溢れていました。
Dogwoodは、ちょっと勘違いをしておりまして、てっきりプロの建築家が、池上駅や周辺の遊休不動産の再生プランをプレゼンするものだと思っていました。
会場でもらったパンフを良く読むと、「リノベーションスクール@東急池上線 公開プレゼン」と書かれており、「遊休不動産の活用を通じ、エリアを再生する実践の場として、多彩な講師により3日間の講習を受けた受講生が、物件オーナーの協力のもと、リノベーションの事業プランを作って発表するというもの」でした。
今回は、池上地区4か所の再生事業プランを作った、スクールの受講生が、各グループ10名ほどのチームで、講師やオーナーの前でプレゼンを行なうものでした。受講生は、前日は徹夜で準備、練習をしてきたのだとか、見てる方にも緊張感が伝わってきました。
池上の再生対象物件は、池上地区の住民なら身近な、「ああ、あそこね、、」の場所でした。
① 久松温泉(の2階)
② 本門寺公園 (弁天池の前)
③ 永寿院 (弥生古墳・万両塚の隣)
④ 商店街空き店舗(エイブルの隣)
プレゼンの様子は、後日Youtubeに出るそうなので、ここでは詳しく書きませんが、どれもアイデア溢れる斬新な内容で、池上をさらに良くしようという、若い人たちの熱意が感じられました。
個人的に興味深かったのが、②の本門寺公園 弁天池前の用具置場の再生プラン。ここだけは物件というより、公共の公園。オーナーは大田区のはず、ということは区が協力してくれているのかな?
近隣の声は、本門寺公園に対して、結構辛辣な意見があるんだな〜と、少し驚き。
ひとつの「過疎村」って、、これを「きになるビレッジ」にするプラン、面白くて良かったけど、実現して、尚かつ収益を上げるのはちょっと難しそう。
公園だけに、規制や制限がたくさんあって大変だろうけど、このグループのアイデア気に入ったなあ。あの辺は、近くにお店が無くて不便に思ったことがあります。
講師たちの批評が、このグループにだけ辛口だったのが少し残念でしたが、、、
講師の人たちは、デザイナーだったり、建築家だったり、町再生のプロ。ニット帽に髭もじゃ、サラリーマンとは異なる個性的な風貌の人が多くて、まさにクリエイター集団!って感じでした。プレゼンも上手くて、とても参考になりました。
今回は、リノベーションプランのプレゼンでしたが、会場にいたオーナーさんたちも好印象を持たれていたようでした。どのプランが実現するかわかりませんが、池上が変わる期待と予感を感じた、熱いプレゼン内容でした。受講生の皆さん、3日間お疲れ様でした!
リノベーションスクール@東急池上線 on Strikingly
リノベーションまちづくりのイベントは3月5日! - Dogwoodの池上日記
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