他人が旨いものを食べた話ほどつまらないことは、良く理解してるつもりのDogwoodです。そのくせに、食レポの番組には過敏に反応して、ついつい食べに行ってしまうのは、なんでだろう。人間の性(さが)か?まっ、いいか。
笑われそうですが、この歳で生まれて初めて(たぶん)、ちゃんとした「ふぐ」を食べたので書いておこうと思います。
まず、なぜ普段食べない高級料理の「ふぐ」を食べに行ったのか?
それには、しょうもない2つの理由がありまして。まずそれだけ先に正直に書いておきます。
ひとつは、競馬で久々に2万円当たったこと(純利益17,000円)。
もうひとつは、外食だと必ずついてくる次男はバイト、三男は修学旅行で不在だったこと。
ということで、ここは憧れの?「宵越しの金は持たん!」を実践すべく、10月27日の金曜日、会社帰りに妻とJR大森駅で待ち合わせたのでした。
今どき予約なんかしなくても、ふぐくらい食べられるだろう(しかも大森だし)。なんて思っていたのが大間違いでした。
意気揚々と入った「玄品ふぐ 大森の関」は、なんと、「本日ご予約で一杯でございます~」の悲しい返事。出鼻を挫かれてガクッ。でも妻の顔と口は、既にフグになっている。
隣駅の蒲田にも店舗があると聞き、じゃあ電話してみるか、、と聞いた番号にかけてると、そこはお店ではなく、玄品ふぐのコールセンター。
嫌な予感は的中。電話に出たバイトと思われるお兄さんは、「蒲田店の方にぃ〜、確認しますのでぇ〜、あのぉ、お待ちください。こ〜、こちらから連絡しますのでぇ〜、、ハイ」
と言ったきり2度と掛かってくることはありませんでした(笑)。兄さんのあまりに頼りない対応ぶりに、それは予想していて、直接蒲田店へ行くことに。
そして蒲田に到着、場所はドンキの裏、有名な昭和の居酒屋「鳥万」の向かいに「玄品ふぐ蒲田の関」がありました。
この2階に
「いらっしゃいませ、ご予約はされてますでしょうか?」
「いえ、してません。さっきコールセンターに電話したxxですけど、、連絡なかったですか?」
「えーっと、、(やっぱり無かったな!)あっ、ひとテーブルだけ空いてますが、本日混んでいるので料理が出るのにお時間頂きますが、よろしいでしょうか?」
まあ、急ぐ理由もないので、オッケー牧場! しかし、ふぐ料理屋って、どんだけ繁盛してんのよ!?そんなに景気いいんかい!
ということで、空いていたテーブル席に滑り込み、まずはビールと桃ジュースで乾杯!1人税込6,100円の「天楽」7品コースに決定。
左隣のテーブルでは、中華系キャバ嬢と40代くらいのオッサンが(蒲田っぽいでしょ)、右隣には我々と同世代の夫婦と娘さんの3人が、コース料理を食べているところでした。
ここまで長くなりましたが、肝心のふぐ料理について、、、あれ?
なんせ食べ慣れてないものだから、感想がうまく書けません。写真と一行コメントだけでご勘弁を。
1品目 付きだし(湯引き)ポン酢のさっぱり感と皮の食感がいい感じ。
2品目 てっさにはやっぱりヒレ酒。歯ごたえがあって、これぞふぐ!の旨み。
3品目 とらふぐ唐揚げ 香ばしさの中に、フグの優しい甘みが口に広がります。
4品目 焼きフグ コラーゲンがたっぷり。3種のタレで頂きました。
5品目、6品目 てっちり、雑炊、新香
フグのしゃぶしゃぶで取った出汁で、店員さんが雑炊を作ってくれます。
少なく盛ってますが、ひとり5-6杯分はありました。
7品目 デザートのアイスは別腹に入ります!柚子とナッツの2種類。
いやー、満腹満腹。満足満足。
妻は初めてでは無いらしく、こんな感想を言ってました。
「普通にウマい!」
なんじゃそりゃ。まぁ、あの味と食感は、普通の魚には無い深みと旨さがありました。皮以外は、どの部位を食べているのか良く分からなかったけど、てっさ(フグ刺し)と、焼きフグのホルモンのような食感は病みつきになりそう。
あと、妻は「隣のキャバ嬢とオッサンの会話に耳がダンボになっちゃって、、、」だって。蒲田のキャバクラ同伴事情(お店にいくら、嬢にいくら入るか)を完璧に理解しちゃったと、悦に入っていた模様。
しかしふぐ料理が、これだけ人気なのが少しだけわかった気がしました。
Dogwood は、 お馬さんに感謝!今週末も当てるぞ〜
コールセンターはダメダメだったけど、蒲田店の女性店員さんは、皆親切丁寧に笑顔で説明してくれたのが◎!玄品ふぐさんの評価を守ってくれましたね。
ご馳走様でした!
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