1年以上前、「池上は坂が多い町!」という記事を書いて、池上のお山周辺にある、いくつかの急坂の写真を載せたことがありました。
あれから散歩の範囲も広がり、池上の東隣の大田区中央エリア、佐伯山周辺の急坂も、コースに加わりました。歩いていると、この辺りの坂は、傾斜を表す表示板があることに気が付きました。それが、この黄色い標識。
佐伯山緑地へ上る坂のふもとには 「17%」。
あんな坂や、、
こんな坂
坂の上には、 「22%」 の下り矢印。
写真からもわかるように、どちらもかなりの急坂でして、100mあるか無いかの距離ですが、とにかくこの角度は足腰に堪えます。で、ふと思ったのですが、
この勾配を示す「17%」 や 「22%」 って、何?
フツーの人には、なんか良くわからないのでは? と思った次第で。
Dogwoodは、フツー以下なので、全くピンときませんでした。
傾斜、傾きを表す単位って、「角度」ですよね。なので、せめて最大傾斜角度で教えてくれれば、イメージが湧くもんだと思ったんですが。
というわけで、ちょっと調べてみました。
この標識の数字は、
「100m水平に進んだときに、何m登る(あるいは下る)か」を示しているのだとか。
ということは、先の写真の「17%+上矢印」というのは、「100m進んだときに17m登る」で、「22% +下矢印」は、「100m進んだときに22m下る」。
という意味の標識であることがわかりました。
これって、あの懐かしい三角関数、サイン・コサイン・タンジェントのタンジェントθではないですか。Dogwoodは、ナンチャッテ理系の出身ですが、息子の教科書を引っ張り出して計算してみました。 悪戦苦闘の末、 22% は12.4度、 17% は9.6度という角度になりましたが、合ってますかね。
ん?
でもちょっと変だな。感覚的には30度、いや「ななめ45°」、それはお笑いトリオ!
位の感覚を持っていました。
「ななめ45度の坂」というのは、「100m進むうちに100m登る」ということなので、
「勾配100%」ということ。
「 100% + 上矢印」の標識があったら、それは「絶対登れねー!」って感じがします。
角度の「感覚」ってなんか不思議ですね。
やっぱり坂道は、「%」の表示でいいのかな。また一つ勉強になったDogwoodでした。
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