これまで何度かここで書いてきた、お山でカラスにエサをやる「困った方々」の続編です。本門寺の石段、此経難持坂(しぎょうなんじざか)を登り切ってすぐ右折、池上会館屋上に向かう細い道(妙見堂道)をプー丸と散歩していた時のこと。
前方からゆっくりと歩いてくる、紙袋を持った老人の周りに7、8匹のカラスが纏わりついてバッサバッサ。ありゃりゃ、ジイさんがカラスに襲われてる?まさかね、、と思いながら近づくと、、、
「なんだ、またかよ~」の光景が。
そう、ジイさんは持っていた紙袋から、白いマシュマロのようなエサをポイポイと放り投げては、カラスが次々とキャッチするのを楽しんでいるご様子。そのうちの数匹が、「ソコノオッサン!オレにもクレー!クレーッ!クワーッ!」と、近づいたDogwoodの方にもバサバサと飛来してきた。おいおい勘弁してよ。ヒッチコックかよ!
道幅2メートル程の細い路地、もし小さい子供でもいたら危ないし、トラウマになるよ。野良猫にならまだしも、なんでカラスにまでエサをやるのさ。生ごみを荒らされたことないのかね。カラスにはやっちゃいかんっちゅうに。
ジイさんと目が合ったので、やんわりと注意しようとした矢先、向こうから得意げな顔でこう言ってきました。
「おい、カラスはよぉ、エサ咥えるのがウメえんだ!ほらっ!それっ!どうだっ!」 嬉しそうに投げる投げる、、
バサバサバサー!クワーッ、クワーッ!(カラス大興奮、大狂乱!)うわーっ!目の前でヤメテ~!プー丸もビビって吠えまくる始末。
それでもグッと押さえて、Dogwoodは、作り笑顔でこう返しました。
「お父さん、いくら何でもカラスに餌をやっちゃあ、いかんですよ」と。
すると、そのジイさん、ドヤ顔が、みるみる真っ赤になって、東北出身と思われるイントネーションで、こう怒鳴り返してきました。
「あ“っ~?ナンだおめ~?、あん?おめえだってメシ食うんだろうが!ああっ?あ”っ~?おめえだってメシ食うだろが!(何故か繰り返す)」
あ~、だめだこりゃ。何言ってもダメだと思い、さっさとジイさんから離れました。
離れてもなお、「おめえだって、メシ$%‘#&@ だろが!(何回言うねん?)と叫んでいたけど、Dogwoodの町の美化活動への声かけ運動(?)は全く効果が無かったようで。
道の真ん中にある白いヤツ、これみんなカラスの糞なんですから。
呑川沿いのゴミ収集所。さて、カラスが何匹いるでしょうか?
上の答え:6匹
これだけカラスにエサをあげている人がいる限り、町の美化は程遠いと感じるDogwood でした。
お立ちより頂き、ありがとうございます。以下のブログ村に登録しています。良ろしかったらポチっとお願いします。