サンフランシスコに住んでいる友人のA氏は、池上で会社を営むSさんの娘の旦那(ややこしいな)。そのA氏は、アートスクールで学生に映像デザインを教えるオタク&バンドマン。プログレバンド「RUSH」が大好きという共通点で意気投合したアメリカ人。
今も記憶に残る来日公演 RUSH編 - Dogwoodの池上日記
そのA氏が日本に来ると、毎回秋葉原や、お茶の水の楽器屋街、大井競馬場のフリマ、川崎のブックオフに2人で行くようになっていました。
そんなある日、「二ホンノ、ローリングストーンマガジン、カイタイデース」と言うので、お安い御用とばかりに日本版ローリングストーン誌のバックナンバーを買いに神保町へ。車の中で、どうしてその雑誌を買いたいのか聞くと、
"Do you know Ken Yokoyama ?" と聞くA氏。
「ケン?Ken, 世界のKen Watanabe?」と言うと、
「ノーノ―、ケン・ヨコヤマ、ヒー イズ ミュージシャン!」
おお、そうか!クレージーケンバンドのボーカル、横山剣ね。
俺の話を聞け~♪(タイガー&ドラゴン)の人だ、渋いね!
「イーネッ!」でお馴染みの、ちょい悪系オジサンシンガー。
大ファンという程ではないけれど、ケンバンドの「生きる」っていう歌は好き。あと、ベースの人が蒲田西口のバーボンロードで飲んでいることも。プチ情報、スミマセン。 しかし、クレージーケンバンド、アメリカで人気なのか?上の決めポーズ、「イーネッ!」を何度かマネして見せても、全くピンと来てない様子。しまいには「ア―ユークレイジー?」だって。失礼な奴だな。
で、神保町の本屋に着いて、A氏が興奮気味に「コレヨ!コレガホシカッタノサ!He is Ken!」と見つけて来たのがコレ。本当だ、Ken Yokoyamaって表紙に書いてある。
あれ?でも、、、
この刺青キメキメで睨む表紙の怖そうなお兄さん、、、誰?
A氏に聞くと、この人がKen Yokoyama、横山健さん。Hi-STANDARD(通称ハイスタ)というハードコアパンクバンドのボーカル&ギター、この世界ではカリスマ的存在なんだとか。ロックは好きだけど、パンクはちょっとなあ。中指立ててF〇CK YOU!ってやっちゃうのはねぇ(個人の勝手な妄想です)。
A氏は、このケンさんが着ているTシャツ「SPAZZ」というアメリカのハードコアパンクバンドも大好きなんだとか。それでこの雑誌が欲しかったのか。
うーん、フルネームで被ってるとはいえ、音楽の世界は深いな。
今年の9月、ZOZOマリンスタジアムで行われたフェス「AIR JAM」の録画を見ました。大トリは、横山健さん率いるハイスタ。中々カッコいいバンドではないですか。中指を立てて叫ぶようなバンドではありませんでした。しかもほぼ同世代。
ZOZOマリンスタジアムも超満員。
同じ3ピースバンドでも、先日紹介したThe Whoops(ザ・フープス)とは、ケタ違いの大音量で激しいバンド。ハイスタ、知らなかった〜。
うーん、ハードコアパンクの世界も深いなぁということも知ったDogwoodでした。
北浦和発の3ピースバンド「The Whoops」を紹介しています。
A氏と大井競馬場のフリマへ行った時の記事
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