池上図書館へ予約してあった本を取りに行った時に見つけたこの看板。
第14回 池上図書館特別展示「池上電気鉄道誕生の背景」
観覧無料で10月11日から11月13日まで2階の図書館で行われているのだとか。
本を受け取る前に、展示を見てみよう。2つある閲覧室の一画か、奥の郷土資料室でやってるのかな?と思い行ってみたが、どこも展示物がない。11月からの展示だと見間違えたのか?いや、そんなことはない、だけど年とったなー、、
そう思い、出口の方へ向かうと、、あっ、あった。
受付カウンターの手前、雑誌・雑誌コーナーと本棚の間のスペースに、こじんまりと池上電気鉄道の説明をする展示ブースがありました。図書館内につき写真はありません。しかし、老眼全開のDogwood、展示物を見るなり思わず声が出てしまいました。
「字、ちっさ~」
その瞬間、すぐ隣の雑誌・新聞コーナーで座って読んでいたシルバー世代の方々が、一斉にこちらをジロっと。でも、ホントに相当近くに寄らないと読めない大きさ。展示された資料をじっくり見る雰囲気ではありませんでした。
というわけで予約していた本を受け取ると、そそくさと外に出たのでありますが、再度入り口のポスターを見てビックリ。
古い地図に池上線の駅名が書かれていたのですが、蒲田から蓮沼、池上までは今も同じ。でも、その先の駅名が今と全然違う。特に池上の隣駅は、現在は「千鳥町」という駅名ですが、この地図には、
慶大グラウンド前
となっているではありませんか。
いやいや、知らなかった。千鳥町駅の前身が「慶大グラウンド前」駅だったとは。その前は、光明寺駅だったとも。調べてみると、慶応義塾大学が所有する「新田運動場」として、1926(大正15)年に完成した1万4000坪の運動場があり、神宮球場が完成するまで東京六大学野球の公式戦も行われていたのだそう。その後、目蒲線(目黒蒲田電鉄)武蔵新田駅との間で、熾烈な集客合戦が繰り広げられたものの、1934年に池上電鉄は目黒蒲田電鉄に買収され、また慶大グラウンドも日吉に移転したことで、旅客獲得競争は終わったらしい。
ふーん、ナルホドね。千鳥町と言えば、「前WBA・IBF世界ライトフライ級王者の田口良一選手の地元」の印象が強かったDogwood、池上線千鳥町駅の歴史も、ひとつ勉強になりました。めでたしめでたし。ん?
あれ?池上電気鉄道誕生の背景は?
もっと詳しい方が書いておられるので、そちらを参照頂ければと。
「池上電気鉄道」でググると出てくるWINX-Ⅱさんのブログが、字も大きくてわかりやすいのでおススメです。
頑張れ!お隣千鳥町から世界チャンピオン 田口良一選手! - Dogwoodの池上日記
お立ちより頂き、ありがとうございます。以下のブログ村に登録しています。良ろしかったらポチっとお願いします。