先週の土曜日、映画「ボヘミアンラプソディー」を品川で見た帰りに、蒲田駅で池上線が来るのを待っていると、ホームの端に一眼レフのカメラを持った人が何人も待ち構えているのが見えました。その人たちが一斉に撮り始めたのが、この車両。え～っ、何だ何だ？何だかさっぱりわからず、Dogwoodもオジサンたちに釣られてスマホで撮っていました。
ん？これって、普段から乗っている池上線の車両ではないですか。これに乗って2駅先の池上まで帰ることに。車内の天井には、ちょっと古めかしい扇風機が取り付けてあるものの、それほど古い印象はありませんでした。
後で鉄道好きの友人に聞いたら、これは東急電鉄の「7700系」という、引退間近の車両なんだとか。半世紀に渡って活躍してきたそうで、東急を引退した後は、三重県の養老鉄道に譲渡されて現役を続行するのだとか。
宮脇俊三の著書は大好きですが、鉄ちゃんではないDogwood、車両に思い入れは無いものの、池上駅を発車する7700系車両に手を振ってお別れしました。このホームも木造駅舎も、あと数年で消滅する運命かと思うと、蒲田駅で偶然この車両に遭遇できたのはラッキーだったかもしれません。
時に不便さを感じた構内踏切も、今のうちに目に焼き付けておこう。
駅ビルの新築工事で蒲田方面、五反田方面共にホームまでの仮設通路が出来ていました。昭和のレトロ感溢れる木造の駅舎が、どんどん減って行くのは名残惜しい気もしますが、これからの街の発展のためには不可欠だと考えるようにします。
今週土曜日の池上線祭りで、「7700系さよならイベント」があるそうです。
それよりも、23日の「乾杯電車」と、「ちょい呑みフェスティバル」が気になって仕方ないDogwoodでした。
お立ちより頂き、ありがとうございます。以下のブログ村に登録しています。良ろしかったらポチっとお願いします。
