先週の「イケガミストはサユリスト？」の続編です。1963年に公開された映画「雨の中に消えて」に、昔の池上の様子が映っているという話。毎度のローカルネタでスミマセン。
映画をアタマから見直すと、興味深いシーンが続々と出てきました。
先ずはこの車両。お気づきですか？そう、皆さんお馴染みの池上線。今と色が違うって？
この車両の復刻版（東急1000系1017編成復刻塗装ラッピング）が、今も蒲田～五反田間を走っているのです。偶然乘れたらラッキー！ドクターイエローか。
こんな色の池上線に乗りました！ - Dogwoodの池上日記
お次は、映画の中で主人公が選挙カーに乗って演説して廻るシーン。以下3枚続けてどうぞ。ここがどこか直ぐにわかったアナタは、もうイケガミスト間違いなし！（何だそれ？）
左の寝具店（当時は質店）と、その隣のBarは今も健在。右のお蕎麦屋さんも数年前まで存在していたけど、今はバルーンショップに変わっています。道の曲がり具合も今とピッタリ。ロケ地は、この十字路に間違いないでしょう。因みに寝具店の奥には、通称「しょんべん横丁」の路地も。
少し歩いて池上通り、渡ると池上駅が見えてきます。
最後は、校庭の隣を走る選挙カー。右に「池上苑」の看板が見えます。
恐らく、この辺りかと。左は小学校の校庭。突き当りは池上会館。
その「池上苑」、ワタシが池上に来た30年以上前に1度だけ行ったことがありました。中庭に池がある割烹風の和食のお店だったかと。今は照英院の共同墓「久遠林」になっています。
映画の内容は置いといて（見てないのかよ）、60年近く前の池上の様子がカラーで映る貴重なドキュメンタリーに感動しきりのDogwood でありました。あと、吉永小百合さんの1人とび抜けた美貌にも。こりゃ、サユリストにもなるわ。
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