池上のお隣、千鳥町が生んだプロボクシングの世界チャンピオン、田口良一さん(元WBA・IBF世界ライトフライ級統一王者)の引退が発表されました。
当ブログでも以前から田口選手を応援してきたのですが、単に千鳥町出身だからという理由ではありません。実は今から20年程前、彼が中学生時代に通っていた大田区初心者ボクシング教室で、ほんの少しだけお手伝いしていた時期があったものでして。ただ、残念ながら、当時の田口少年のことは全く覚えていません。(写真と引退発表は、ブログから借用しました)
その後、仕事が忙しくなり教室に行けなくなってしまったのですが、当時の練習生がプロボクサーになったと聞いて、ずっと注目をしてきました。2007年に全日本新人王、2013年4月に日本ライトフライ級王者になった時には本当にビックリしました。
そして、今をときめく「モンスター」、井上尚弥と対戦したのが2013年8月の初防衛戦。あの試合は、某テレビ局の「井上推し」が強くて(個人の感想です)、挑戦者井上の地元からの生中継に違和感を感じながらも、田口を応援していました。判定で初防衛に失敗したけれど、最後まで諦めず攻め続けた姿に感動しました。一方で試合後に敗れた田口にリング上でインタビューするという、テレビ局のデリカシーの無さに呆れたものでした。
引退会見で田口さんは「あの試合があったから世界王者になれた。逃げずに戦って良かった」と語ったのだそう。世界タイトル7度防衛、2団体統一という偉業はもちろん、2017年には「大田区民名誉賞」も授与されているのも立派なもの。
昨年3月には、大田区民プラザでのサイン会で、直接会話することが出来ましたが、とても礼儀正しい好青年でした。
あっ、前置きが長くてスミマセン。
田口さん、13年間の現役生活本当にお疲れ様でした。将来はジムを開設するのが目標だそうですが、是非とも「第2の田口」を輩出してくれることを期待しています。
以下は、当ブログでの田口選手関連記事です。
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