Dogwoodの池上日記

地元大田区池上・蒲田と軽井沢・信濃追分を愛するDogwoodの日々徒然日記。

転職までの道のり (下丸子から湘南台編)

前回書いた、「最初に入った会社のこと」の続編です。

最初に入った会社のこと - Dogwoodの池上日記

34歳で、会社を自己都合退職した後、下丸子にある会社の転職試験を受けました。面接では、何故か10年以上も前の大学時代の成績について、散々ディスられた挙句、履歴書に書いた前の会社の最終役職(統括係長)を、「これって本当なの?(信じられないから)名刺見せてよ」と。渡した名刺を見て「ふ~ん」だって。結局、その名刺は返してくれませんでした(いらねーけど)。そしてその日の夕方、家に帰ると既に「不採用です」という結果を、電話で妻に告げてくるという、超速攻技をキメられたっけ。今でも覚えているのは、その会社から届いた事前の書類には、「どうぞ普段着でお越し下さい」と、ご丁寧に書かれていました。正直者のDogwoodは、その通りノーネクタイのビジネスカジュアルの服装で行きました。(面接は真夏日の土曜日の午後で、その会社は休日。クールビズなんて言葉が生まれるちょっと前の事です)なのに、Dogwood以外、全員ネクタイとスーツで来てやがる。しかも採用側までネクタイしてるし、何だそれ、話違うやん。「それが落とされた原因じゃないの〜、」、、って妻は言ってたっけ。騙されたアンタが悪いよと。なら最初からそんな事書いた紙送るなと。トラップかよ。それからというもの、採用面接には必ずスーツで行ってました。

その数か月後、今度はダメモトで受けた外資系企業の面接。白いポロシャツを着た、真っ黒に日焼けしたオジさんが、いきなり「タイの飯何が好き?」「いつもどのあたりで飲んでた?」「タイ語どの位できる(タイ語で)?」と(俺タイ人じゃねーし)、もうね、タイの事しか聞かない人。こっちも半分ヤケ気味、しかも前の会社ではタイには嫌というほど行かされてたので、ハッタリかましたね。すると「いゃ〜、いいね~、ウチ来てよ」の一言で採用決定。その面接官、品質部門の本部長で、Dogwoodの前の会社の、親会社を辞めて中途でこの会社に入っただと後でわかりました。その後は「給与査定をするので、前の会社の最後3ヶ月分の給与明細を出すように」と人事担当に言われ、その通り出したところ、「えーっ?これしかもらってなかったの?君、ラッキーだね!」だって。

そりゃあそうだよ、前の会社の「最後3ヶ月の給料」なんて、会社を畳む直前なんだもん。それでも人事に言われた通り、転職後すぐに給料は上がるわ、「有給は絶対取れ」と上司から言われるわ、いきなり英語で会議をやるわ、何とも信じ難い状況に面食らったものでした。これが外資系か、、、と驚きましたが、全て良かったとは言えないこともありました。それはまた今度書こうと思います。

 

写真は、不採用になった下丸子の会社近くにある、日体荏原高校野球部の専用グランド。記事とは全く関係ありません。私の母校でもありませんが、この土手からの野球観戦、この季節は良いですよ〜。春、秋のブロック大会の会場にもなっいます。

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