Dogwoodの池上日記

地元大田区池上・蒲田と軽井沢・信濃追分を愛するDogwoodの日々徒然日記。

いや~、凄い幼稚園があるもんだ、、、

今更ながらニュースで見ましたよ、大阪の森●学園が運営する、私立塚●幼稚園の運動会での園児の選手宣誓(?)「安保法制、尖閣竹島北方四島、、韓国、中国、、安倍首相 頑張れ~、、」Political wordのオンパレードだ。

思わずお茶を吹き出しそうになりました。そんなん幼稚園児に言わすか? 無理やり覚えさせられたのでしょう、途中でつっかえていたのを見て、何故か安心しましたよ。あれをもし、噛まずにスラスラ言ってたら、確実に吹いてただろうなぁ。

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最後の「日本頑張れ!エイ!エイ!オー!」だけでええやん。ここだけ、声が一番イキイキしていたのが印象的でした。

 

そりゃあ、私立の幼稚園だし、いろんな教育方針があって当然だと思うし、そこにピンポイントで共感する親がいてもおかしくはないと思う。そういう自由な選択が出来ることが、日本の良さでもあると思っています。

 

でも、あの宣誓はやりすぎでしょう!ある人は、「韓国や中国だって、子供が小さいうちから学校や教科書で反日教育をしてるじゃないか!日本でやって何が悪い!」と言うかもしれない。でも、韓国や中国の反日教育の背景には、「自国政府への不満を爆発させないためのガス抜き」という、政治的な目的があるのだから、日本でも同じことをやり返して、世界中に民度の低さ(?)をさらす必要は無いと思うのだけれど。

 

話を元に戻して、Dogwood家には、誰一人キリスト教徒はいませんが、3人の息子は、全員プロテスタント系の教会に併設された幼稚園に通っていました。毎月の聖句を暗唱し、12月のクリスマス会では、必ずイエスキリストの生誕劇もしていましたし、運動会では、最初と最後に、両手を組んで短いお祈りと、全員で「アーメン」をしていました。

 

どちらの幼稚園も「表現の自由」、「信教の自由」といった、日本国憲法で保障された中で運営しているし、認可も受けている(現時点では)ので、違法性はなく、問題は無いはず。なのに、どうしてこんなに大騒ぎになったのだろう。それは、

 

子供が普段は絶対に言わない、「政治用語」を、子供たちの晴れ舞台であるべき運動会で言わせたからですよ。

 

そして、それを常識のある大人が見て衝撃を受けたから、これだけの騒ぎになったのだと思います。

 

片や、宗教系はというと、子供は小さな頃から、大人から神様のことを言い聞かされますよね。「トイレの神様」だってそう。悪いことをすると、「神様が見てるよ!」と叱られたことも。つまり、子供の教育に繋がっている。なので、子供が運動会で、「今日晴れたのは、イエス様のおかげです!」とか言わされてるのを見ても、大人は気にならないのです(少なくとも自分は全く気にしません)。

 

でも、何より世のお母さんたちが言いたいのは、

「そんな幼稚園作る金と土地があるなら、保育所作れよ!」

ではないでしょうかね。

Dogwoodは、国有地の格安問題、アッキーナ云々よりも、この宣誓の内容の方が衝撃でした。

 

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