池上を代表する食べ物・お土産というと、真っ先に浅野屋、池田屋、相模屋といった「くず餅」３大老舗店が浮かびます。
確かに、池上本門寺へのお参りのついでに寄るにはちょうど良い場所にあるため、観光客には人気の甘味スポットとなっているようです。
それはそれでおススメではありますが、ワタシのような地元民や、大人数で頂きたいという方には、池上駅から徒歩約15分とやや距離はありますが、池上梅園の近くにある「村田商店」さんがおススメです。
池上本門寺の総門に向かって左折し、住宅街を、第二京浜、池上梅園方面に向かってしばらく歩くと左側にお店が見えてきます。おカマ、いやお釡が目印。
ここは、あんみつ、みつまめ、ところてんの業務用の工場兼卸専門店ですが、店頭販売もしています。商品は先の３種類のみで、量も６人前と12人前のみというシンプルさが自信の証。地元の人が次々と来ては、慣れた感じでサクッと買っていきます。先週ワタシの実家へ行く用があり、手土産にあんみつ（小）1,140円を買って行きました。
あんみつとはいえ、6人前だとずっしりと重く、寒天、餡、求肥、豆、黒蜜がそれぞれ別々の袋に入っています。
自分の好きな配分で、具や蜜の量をアレンジできるのが良いところ。基本辛党のワタシですが、ここのあんみつは寒天の味とスルっと喉を通る感触がたまりません。お茶はもちろん、紅茶やコーヒーとも相性が抜群でした。
6人前のあんみつを、老人2人、中年2人、高校生1人の計5人で、あっという間に完食。リピートする頻度が上がりそうです。ご馳走様でした！
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