池上本門寺の顔ともいうべき、総門。江戸時代中期の建立物で、空襲で焼けずに残ったお山への入り口があるのですが、もうかれこれ3ヶ月ほど前から、足場が組まれてカバーで覆われたままでした。
普段の総門は、こんな感じです。
今は凱旋門風に?
3月17日の朝市も、この状態で。皆さん、なんだろうと言う顔で見上げていました。
ずいぶんと長い改修工事だなぁと思っていたら、最近こんな看板がお出迎えしていました。
当山第二祖日朗菩薩
第七百遠忌報恩
何かの暗号?
いえいえ、入り口向かって右側に、説明板と、門前を写した昔の写真が貼ってありました。
説明板を要約すると、日蓮様の二番弟子で、池上本門寺の基礎を築いたのが日朗菩薩。2年後に700回忌を迎えるため、御報恩記念プロジェクトのひとつとして、総門修理工事を行なっているのだそう(たぶん)。8月の完成が楽しみです。
明治時代の写真左手には、題目石塔が写っています。
この石塔、今もお蕎麦屋さん「古賀」の真ん前に健在です。
裏側を見ると、文化八年と読めます。歴史を感じます。しかし、明治より以前の元号が、全くピンと来ない昭和生まれのDogwood でありました。文化っていつ?(汗)
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