昨日は雨の中「池ちょい」で、3軒のハシゴ酒を楽しんで来ました。例によって、いつもの2日酔いなんですが、ちょい呑みの記事は、また別途書こうと思います。
ところで、連日ニュースで放送されている、日本大学アメフット部の危険タックル事件。これって、日本の大企業や、グループ企業と同じ構図であることに、今さら気が付いた次第でして。つまり日大は親会社、アメフット部はその直系子会社。日大ナントカの学校群は、グループ企業。内田監督は、天下りで子会社に派遣された社長。井上コーチはグループ企業の管理職、そして宮川選手は子会社採用の、若手純朴社員。
例えば、子会社の社長や役員が「お前、ライバル会社の情報を取(盗)って来い!やらなきゃ意味ないよ」などと、若手社員に命令し、彼はライバル会社にいる知り合いにタックル、いや、アタックして情報を入手。それがバレて大問題になっても、命令した社長も親会社も当然シラを切る。全ては子会社の社員の責任だもんねと。つまり子会社の社長なんて、社員を守るどころか業績を上げるのに必死だから、子会社の社員を切り捨てることなんて全然楽勝。むしろ、その為に派遣される社長や幹部がいるくらいだし。リストラして成果を上げて、親会社に役員待遇で戻りたいだけのこと。それが出来ないと、衛星のようにグループ企業をいつまでも渡り歩く。それが、大企業、グループ企業の幹部人事の宿命というか縮図なんですよ。
これと良く似た光景を、前の会社(大手電気メーカーのグループ子会社)で、何度も見てきました。既に、その子会社は消滅したけれど、当時、親会社から来た天下り組は、人を切るだけ切って、設備を処分したら、さっさと本社に戻って行ったし。
30代半ばで、自分にとっては大きな出来事だったけど、会社が無くなって、数百人単位の人が職を失ったのに、どの新聞にも一行たりとも載らなかったっけ。
天下の日大も、あの事件はタックルした学生だけのせいにして、大学幹部でもある監督の身分は守る。ひと昔なら、それでシャンシャンだったはずが、今の時代、動画やSNSが発達したお陰で、こんな大騒動になっちゃった、、と言う訳。
日大の広報も、いい迷惑で「チッ、学生(子会社)の分際で余計なことすんなよ〜」と、仕方なく出したコメントも炎上しちゃった。あ〜あ。
新設されたばかりの、危機管理学部(笑)も「え〜、マジっすか?」状態なんだと思う。
大企業にも、よく総務の直轄で、そんな名前の課を作ったりするけど、大抵クソの役にも立たない、定年間近の窓際か、シニア採用の爺さんらが、お茶しながら若手に指図するだけだし。
選手の会見と、その後出しで行った監督とコーチの会見、さらに司会者のダメっぷりを見て、昔30代で会社をリストラされた時のドタバタ劇を思い出したDogwoodでありました。
でも、これだけは言いたいな。
勇気ある学生の人生に幸あれ。と。
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