あれだけお茶の間を賑わせた、女子レスリングやアマチュアボクシングの話題が、全くマスコミに取り上げられなくなったと思ったら、今度は女子体操選手のコーチによる暴力事件が発覚。コーチの処分が重すぎると、18歳の女子選手が緊張した面持ちで会見をしていました。
「コーチからの暴力はありませんでした」で終わるのかと思ったら、「大きな力が働いていた」とか「コーチを排除して(私を)朝日生命体操クラブに取り組むのが目的で、、」とか、、ん?何か雲行きが怪しいぞ。
体操協会の副会長と、強化本部長を名指しでパワハラ告発しちゃってるし。ホコ先が変わっちゃった?
ケンカを売った批判の相手の副会長と強化本部長は、五輪金メダリストで体操界のレジェンドとその奥様。しかも、この夫婦の息子もアテネ五輪の金メダリストで、現在は、先ほど名前が出た朝日生命体操クラブの総監督。
18歳の女の子がコーチを守り、「華麗なる体操一家」に反旗を掲げた格好(マスコミはそんなイメージ)。これ、中々凄い展開ではないですか。ワイドショーの格好のネタではあります。
それに対して、副会長のレジェンド「全部ウソ」だって。ますますワイドショー的には面白い展開に。
ボクシングのY根元会長とは違って、相手は名実ともに「華麗なる体操一家」ですからね。こんな大人しそうな女子選手の親世代のDogwoodとしては、この子が「大きな力」に潰されやしないかと、余計な心配をしてしまうんですよ。案の定、イエス、高須センセイが出て来たもんね(笑)
ただ、落ち着いて考えると18歳の女子選手が会見で協会を批判?、Dogwoodは逆に,こっちの方にも「大きな力」が働いたんじゃないかとも。 「コーチからの暴力はありませんでした」だけで終わらせておけば良かったのになぁ、、というのが正直な感想。協会幹部からのパワハラ問題は、この会見で敢えて言う必要があったのか?と、少々疑問に思ったのであります。
ワイドショーのコメンテーターは、こぞって女子選手の勇気を称えているけれど、サラリーマンの世界しか知らないDogwood、例えば18歳の女子新人社員が、同族経営の会社幹部を批判したらどうなるか(勝手に話をすり変えて恐縮ですが)。
これは、想像しただけでも恐ろしいものがありますよ。
協会の批判は、大人(例えば同席した弁護士時から親)に任せた方が良かったのになぁ、、と思うDogwoodでありました。
最近の競技団体の協会って、同族経営の企業に似てません?
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