韓国で行われたWBSC U-18ベースボールワールドカップ。日本代表チームは、韓国、オーストラリアに連敗して、残念ながら5位という結果に。行く前からシャツの日の丸を外してケシカランとか、選手の人選が悪いとか、終わってみれば監督の采配が悪かったとか、とにかく色々と批判されていたけれど、それはどうかと。長い歴史のある日本の高校野球は個人よりも学校単位、つまりチームで戦うもの。いくら才能ある選手ばかりを個別に集めても、肝心なところで守備や連携プレーにミスが出たのではないだろうか。韓国は、20人中17人の選手がプロからの指名選手。体格差だけでなく、日本に勝つんだという執念の違いも見せつけられました。
エラそうなこと言ってスミマセン。
それよりも、Dogwoodが感心したのが土曜日のオーストラリア戦。といっても、負けた日本チームではなく、相手チームの高校生。千歳船橋の実家で見てました。
思いのほか華奢な選手も。あと多くの選手が髪も長く、ヒゲを生やしてたな。態度もデカけりゃ、、
ヘルメットもデカい(笑)。そして、ガムを噛みながら時々ぺっ!と唾を吐く選手も。おいおい、キミたちホントに高校生か?
抑えのピッチャーもヒゲ、ネックレス、ユニフォームのボタンも外して、まるでメジャーリーグのベテラン投手のよう。
「 いかにも打ちそう」なバッターの彼は、豪快に空振りしたと思えば、
ファーボールで1塁に行く時に、バットぶん投げてるし。
何もかもが日本のチームとは大違い。でもオーストラリアという大らかな国のイメージからか、怒る気はおろか、腹も立たないのが不思議。
もうね、みんな自由なのよ、オーストラリアの選手って。良く言えば個性的。「俺たち、女子にモテたくてベースボールやってんだもんね、今日はニッポンに勝ってガールズに注目されちゃうぜ!イエーイ!」って感じ? 個人の感想です。
打席でガムを噛んだり、バットをぶん投げる姿は、高野連のオジサマたちが見たら卒倒しそうなシーンばかり。それでも日本を3安打に抑えて、4-1で見事に勝利。それはそれは喜びを爆発させてましたね。
日本の高校野球も、いつまでも礼儀やマナー(大事だけどね)、坊主刈りや連帯責任、ど根性、そんなことばかり気にせずにさ、もっと海外での試合を楽しんでも良くない?って思うDogwoodでありました。というのも最後ちょっとだけ気になったのは、試合後の挨拶シーン。オーストラリアの選手は、1人1人相手の目を見て握手してるのに対して、、
日本チームは目も合わさずに、ただタッチして行くだけ。負けて落胆してるのはわかるけど、礼儀やマナーを重んじるはずの日本の高校球児にしては、それもどうかと思いましたぜ。
個性豊かな オーストラリアの選手に、若き侍ジャパンに「欠けていた何か」を見た気がするDogwoodでありました。選手の皆さん、お疲れ様でした。
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