池上本門寺の東側に建つ五重塔裏側の墓地内で、チェーンソーの大きな音が響いていたのが先週のこと。その翌朝、気になってその場所へ行ってみました。
ここは、明治時代に活躍した小説家「幸田露伴 (1867-1947)」のお墓から数メートルの場所。幸田露伴については、2年前にはこんな記事を書いていました。
池上に幸田露伴と五重塔、時々OK牧場! - Dogwoodの池上日記
さらに昨年11月に切られた松の木も、ここから数十歩の距離にありました。
「播磨屋家之墓所」と刻まれた墓石を抱き込んだ桜の大木を伐採中の様子。
切るのにかなり苦労したのか、おが屑の量がハンパない。
翌日、同じ場所へ行ってみると、こんな状態に。
すっかり景色が変わっていました。左端に幸田露伴のお墓が見えます。
そう言えば、あの「播磨屋家」の墓石はどこ行った?
あっ、あったあった。切り株から少し離れた場所に横たわっていました。
しかし変わった形の切り株だこと。
この木を切った理由は知る由もありませんが、視界が開けて明るくなった感が。そして、このポイントから見える五重塔(裏側)は、正面のそれとは違う雰囲気が。
こちらは昨年4月の同じ場所。桜の根元に墓石が絡まれている姿が珍しくて、いつかこのお墓のことをブログに書こうと思い、写真を撮っていました。満開だった桜の木は、まだまだ現役だと思っていたんですけどね。
まさか、先に桜の木が切られるとは思ってもいなかったDogwoodでありました。
桜の木に合掌。
お立ちより頂き、ありがとうございます。以下のブログ村に登録しています。良ろしかったらポチっとお願いします。