いま話題の韓国映画「パラサイト 半地下の家族」を川崎の109シネマズで観てきました。全くの思い付きで。なぜかというと、月曜の朝刊にこんな大きな広告が出ていたもんでして。
「歴史的な勝利!」って何に勝ったの?まさか、、ね?
ともあれ、大きく掲げられた「本年度アカデミー賞 受賞!歴史的、快挙!」、「この熱狂をぜひ劇場で体験」することにしたのでありました。
月曜の午後、川崎ラゾーナは人の数もまばら。昨日は川崎の隣、蒲田でコロナウイルスの感染者が出たというニュースもあり、マスク姿の人も。
我が家の在庫マスクも減ってきましたぜ。
マスクの数、足りる、足りない? - Dogwoodの池上日記
ということで、夫婦揃ってマスク姿で川崎へ。ここは1年前に「マスカレードホテル」を見に来て以来か。もうそんなに経つのかとビックリ。
家を出る前に、当日券をネットで座席指定して購入。もちろん今回も夫婦50割(どちらか50歳以上なら、夫婦で2,400円)、浮いた分はコーラとポップコーン代に。
そしてガラ空きのシアター6で、ゆったり「パラサイト 」を鑑賞。
半地下の家に住む、4人全員が失業中の「底辺」一家が主人公。身分を偽り、大金持ちのIT企業社長の家にパラサイト(寄生)していく話。前半の早い展開には、自然と引き込まれたし、韓国の格差社会をブラックユーモアを交えて描いた映像も面白かった。そんな4人の成り上がり「計画」は、途中からボロが出て失敗、笑って終わるのかと思いきや、後半は「全地下」の住人が出てきて、最後は壮絶な殺し合いに。ネタバレにはなってないと思いますが、ザックリこんな感じかと。
見終わった印象は、一言でいうと「良く出来たホラー映画のよう」。もちろん個人の感想です。
映画の趣味、趣向、受け止め方は「人それぞれ」(当たり前だけど)。「映画あるある」なのか知らないけど、「全米が泣いたって僕は泣けなかった」(荒川ケンタウロス「映画」の歌詞より)ことも多かったし、自分の場合、見終わった後に心に刺さる(残る)ものがあって、かつ「もう1度観たい」と思わせる映画が大好物なのであります。しかし残念ながら、この映画にはそれを感じなかったし、昨日のY新聞に出ていたような「熱狂」を体験することもありませんでした。それでも、今話題の「旬」の映画をタイムリーに劇場で見れたのは、話しのネタとして良かったかと。PG12指定なので、テレビで放送される時は大幅カットされていそうだし。ちなみにDogwoodのツボは、某国の女性ニュースアナウンサーを揶揄、いや、マネしたシーンでした。絶対カットやろ、それ!
あと、この映画を大絶賛していた映画評論家のコメントは、今後参考にするのはやめようと誓ったDogwoodでありました(辛口か?さっき「人それぞれ」って書いたじゃん)。
<追記>
久しぶりの韓国映画。2時間以上ハングルを聞いていたせいか、帰るころには口の中が新大久保、いや大韓民国状態に。この日は、ラゾーナ1階で買ったキンパ(韓国海苔巻き)と海鮮チジミで「マシッソヨ~」な夕食でありました。ご馳走様でした!
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