池上本門寺商店街や、本門寺参道沿いのお店の壁に、達筆で「ほしまつり 12月22日 池上妙見堂」とだけ書かれた白い紙が貼られているのに気が付きました。お祭りの案内にしては、ずいぶんシンプルで味気ないなあ、、、しかも開始時間や内容などが、何も書かれていませんでした。
冬の星座の観測会?または何かの暗号文? んなわけないか。
池上会館の東隣、照栄院横の石段(妙見坂)を登りきったところに、妙見大菩薩を奉安している「妙見堂」という小さなお堂があります。
慶応2年(1866年)に再建され、明治時代に増築されたのだそう。今ここは、春にはしだれ桜が、梅雨時期には紫陽花が綺麗なお寺です。
今は便利な時代ですね。「ほしまつり 妙見堂」でググるとすぐに解決しました。
以下、照栄院さんのページにある解説から抜粋しました。
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ほしまつり : 星祭り
来るべき年の善星皆来悪星退散を祈り,毎年12月の冬至の日に妙見堂で営まれるお祭りです。当日は早朝より10数人の僧侶が交代で読経を続け、参拝者の来年の運勢が好転するように祈ります。
午後一時には本門寺の貫首さまもお見えになり読経と法話をされます。
希望者には「星守り」(一体500円)が授与され、書院でカボチャの煮物の接待があります。このカボチャを食べると風邪を引かないと言われます。また別に奉納をされた方にはユズとお供物が渡されます。
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ナルホドね、世間で言う「お祭り」とは違うんですね。どうしても、池上で「おまつり」と聞くと、「出店」「食べ物」「酒」「中坊(ちょいヤンキーが入り始めた中学生)」?といった、俗っぽい?ものばかり想像してしまうDogwood、まだまだ修行が足りませんね。
地元の日蓮宗の人には恐らく極当たり前の、妙見堂「ほしまつり」。近くに住んでいながらまだ1度も見たことはありません。我が家は日蓮宗ではないけれど、来年の運勢好転を祈りに行ってみようかな、、と思ったDogwoodでした。
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