一昨日書いた自己満記事、トッド・ラングレンとカシム・サルトンの関係を立川談志と志の輔に例えたところ、予想通り「何言ってるかわかんない」の声が。それは大変失礼しました。要は音楽と落語、ジャンルや国籍が違えど、強い絆で結ばれた師弟関係は世界共通だと言いたかっただけで。
あと、最近は立川談志を家元とする立川流一門(談志、志らく、談春)の著書を、立て続けに図書館で借りて読んでおりまして。きっかけは数年前、嵐の二宮和也が若き日の立川談春役を演じた「赤めだか」。立川流への入門から二つ目昇進までの苦難と葛藤の様子が描かれていて、談志役にビートたけし、志の輔役に香川照之、志らく役に濱田岳など、豪華な俳優ばかりで話題になったスペシャルドラマ。宮川大輔(立川関西役)もいい味出してたな。ただ、アノ俳優「A」がやっちまったせいで、再放送は当分ダメかも。
談志、談春、志らくと読んできたDogwood、今回は立川談志の弟子の中でも「最高傑作」と言わしめた立川志の輔の著書「志の輔の背丈」を借りてみました。
「落語家の本は、面白くないワケがない」という、Dogwoodの勝手な法則は今回も間違っていませんでした。過去、毎日新聞に連載していた短編エッセイをまとめた本だけど、その中でもやっぱり談志ネタが鉄板。特に、志の輔が談志の運転手だった頃、スピード違反で捕まってしまい、切符を切られて免停の危機に。それを知った談志が後から「ある」コネを使って揉み消そうとしたがダメだった話。これ、有名な逸話らしい。
「元防衛庁長官がスピード違反ひとつモミ消せねぇで国が守れるかっ!」
と知り合いの政治家の秘書を怒鳴りつけて電話を切ったというオチ。
談志の口調が浮かぶね(笑)。
その前に借りた「談志の遺言」と「落語の革命家」も素が垣間見えて面白かったな。
しかし、落語を聴いたこと無いのに本ばっか読んでて大丈夫か?
ますます落語(寄席)デビューが楽しみになったDogwoodでありました。
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