何にでも「令和初の」をつけたがるDogwood です(恥)。
8月30日の小雨降る夕方、スローライブ初日に行って来ました。開演時間より20分ほど早く会場に着くと、すでにステージではオープニングアクトの最後の曲が終わろうとしていました。その後、セッティングの間に池上本門寺のお坊さんによる開会の御挨拶。以前あった、お坊さんによるお経の合唱、声明(しょうみょう)はありませんでしたが、お坊さんの隣にエレキギターというシュールなステキな絵がとれました。
ステージ両脇には、毎年変わるSlow Liveのロゴのスクリーンが。
ステージ中央には五重塔とお月様。
セッティングの間に腹ごしらえを。雨の中、屋台に並びます。
生ビールと牛バラと豚ほほ肉のハンバーグライスでお腹を満たして備えます。
そして開演。最初はDogwoodと同世代の高野寛が登場。
昨年デビュー30周年のベストアルバムをリリース、そのアルバムから中心に演奏。今年来日した「師匠」のトッド・ラングレンの曲は演奏しなかったものの、90年代初期にミズノのCMに使われた「虹の都」、「ぺステンダンク」では大いに盛り上がりました。
ちなみに地元優先席は、ステージからこの距離。
次は、スローライブ常連の「KIRINJI」が登場。「きりんじ」というと、年齢的に「麒麟児 = お相撲さん」の方を想像してしまうDogwoodでありますが、バンドの「KIRINJI」は1996年に結成された、今も一線で活躍するベテランアーティスト。星野源が影響を受けたとか、桜井和寿や秦基博もKIRINJIの曲をカバーするなど「玄人好み」のアーティストだと聞いていましたが、生で見るのは初めて。洗練された都会のポップスと、時折見せる水卜アナ似?の凄腕ギタリスト、弓木英梨乃さんの「ギャップ萌え」も素晴らしかった。もっと弾きまくってほしかったけど。
このテーブル付き「らくらくシート」もスローライブの特徴のひとつ、椅子もパイプ椅子とは違って、ゆったり座れそう。いいですね~。
そして最後に登場したのが、やはりスローライブ常連「ORIGINAL LOVE(オリジナルラブ)」。
Vo&Gr の田島貴男さんは1966年生まれの50代。2年前は、チャーと一緒のステージで「気絶するほど悩ましい」を恐縮しながら歌っていたっけ。今年は堂々の大トリ。
池上本門寺スローライブ初日行ってきました! - Dogwoodの池上日記
この日のライブ録音が「Slow Live Label」第2弾として11月にリリースされることが決まったのだそう。それを聞いて、見てるこっちが緊張してくるという不思議な感覚に。
それでも今年2月にリリースしたアルバム「bless you」からの曲「ゼロセット」、続いての「フリーライド」が始まると、前方のガマンできないお客さん(全員女性!)が続々と立ち上がり、そこから釣られてこの日初のスタンディングに。アコースティック編成とは思えないパワフルな演奏と、田島貴男のソウルフルなヴォーカルに圧倒されっぱなしでした。アンコールは1人で出て来た田島さん、ギター1本で総立ちにさせるパフォーマンスは、まさにエンターテイナーでした。
やっぱりスローライブのトリはこうでなくっちゃね。
ライブの後は、パイセンを駅に送りがてら、此経難持坂を下り、、
この3日間は、23時まで営業している古民家カフェ「蓮月」さんへ寄り道。
ビールで乾杯。おつまみセットも。
追加でハイボールも。何杯飲むねん!
いい音楽に、美味しい食べ物、そしていいお酒(飲み過ぎたけど)、スローないい1日でした。
スローライブ、指定席は売り切れたそうだけど、立見の当日券は若干あるそうです。
それとも9月22日の軽井沢大賀ホールに行こうかな。
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