結局、今年の池上本門寺でのスローライブは、初日の夜に高野寛、KIRINJI、オリジナルラブのステージを見て、お腹一杯になったDogwoodでありました。それだけアラフィフの、いやベテランアーティストの円熟した素晴らしい歌と演奏に十分満足してしまったのと、やはり土日のライブが15時スタートというのは、9月とはいえ、この暑さは老体に堪えるのであります。
土曜日は、会場から漏れてくるリハーサルの音を少し聴いただけ。トリの大橋トリオをちょっと聴きたかったけど、その時間は家で「ラジケン」を聴いていました。
翌、日曜の朝早く会場周辺を歩いてみると、お墓に人が立ち入らないよう、至る所に青い柵が設置されていました。マナーを守りましょう。
会場入り口の辺りも、、
五重塔も、このようにガチガチに。以前、ここでタバコを吸いながら酒盛りしてる集団を見ていたので、単に重要文化財だという理由だけでは無いのでしよう。ここ一帯は浄域ですからね。
その五重塔正面を左折してさらに進んだ突きあたりに、力道山のお墓があります。
その細い道の途中に、僅かにステージが見える場所があるのです。
リハーサルの様子が見えたけれど、誰だろう。セミも蚊も多いので長居は無用です。
夕方、再び五重塔周辺を通ると、たくさんの人が会場の外でライブを楽しむ様子が。ステージは見えなくても、音だけなら会場と同じくらい良く聞こえるのです。この場所、周辺の住民以外は車があまり通らないので、椅子を持参する人もチラホラ。
夜7時過ぎ、虫除けスプレーをたっぷり塗って、昼間リハを見た場所を目指してお山へと向かいます。
ちょうど木村カエラがアコースティックギターを抱えて、1曲目の「リルラリルハ」を歌いだしたところ。キーボード奏者との2人だけの演奏でしたが、これぞ「大人のミニフェス」にぴったりな音のバランス。MCでは今年デビュー15年目にして、初めてスローライブ(こちらも15周年!)に出られたのが嬉しかったとも。他にも「アニー」や、「Butterfly」など知っている曲も聴けて、アコースティック編成ながら、透き通った歌声と聴かせる楽曲に、十分満足したDogwood でありました。ということで、この日のトリ、某料理愛好家の息子さんのステージは聴かずに帰りましたとさ。スローライブ関係者の皆さん、お疲れ様でした。今年も素晴らしい音楽をありがとう。
五重塔も、この3日間はライトアップが5割増し。お山にも感謝して合掌。
以上、いつか3日間通し券で参加したいと願うDogwoodが、勝手に今年のスローライブを振り返ってみました。
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