タレントとして現在も活躍中の、元プロボクシングWBA世界ミドル級王者、竹原慎二さんのお店の話。
引退後は芸能界入りし、TBSの人気番組「ガチンコファイトクラブ」に出演して、一躍お茶の間の人気者に。その他にもボクシングジムやフィットネス用品店を経営したり、精力的に活動をしているようですが、数年前には膀胱がんと闘う姿をテレビで見かけたっけ。昨年からYoutubeも始めたそうで、多彩な才能を発揮して、ボクシングのみならず芸能界・ビジネス界でのチャンピオンを目指しているかのよう。
そんな竹原さんが、池上通りと本門寺新参道交差点の近くで「カンピオーネ」という、イタリアンレストランを経営していた時期がありました。イタリア語で「カンピオーネ」はチャンピオンの意味。
昔からボクシング大好きのDogwood、お店が開店した1999年に初めて行ったのでした。入店直後、竹原さんが現役時代に所属していたジムの会長さんがやって来て、Dogwoodの隣のテーブルに着席。すると、すぐに竹原さんが店の奥から挨拶に出てきたのを目撃したのでした。その後、会長さんと竹原さんの会話に勝手に加わって(ずうずうしいな)以来、ランチにディナーに、時々お店にお邪魔するようになったのでありました。
それでも、よくある「有名人のお店」感はなく、元有名ホテルで働いていたシェフが作る料理は、当時の池上にはなかった本格的なイタリアン。そんなお店が家の近くにあるというのも嬉しかったのでありました。少年時代に、やんちゃが過ぎて「広島の粗大ゴミ」と呼ばれていたことも知ってはいたけれど、実際に会って話すと年下ながら礼儀正しい青年でした。
その後もお店は、順調にお客さんが増えていったように見えたし、お店から季節ごとに届いたハガキが、先週の断捨離作業で出て来たのでありました。
暑中見舞いだったり、、
寒中見舞いだったり、、
年賀状だったり。仲良しだった?
20年前の年賀状には「ガチンコに出演します」と書いてありました。
当時は「何だそれ?」でしたが、テレビで放送されるやいなや見事にバズりましたね。
その後も、お店にはよく行きました。この近くのラーメン屋「きかんぼう」にも。
年々デザインが派手になってきたような(笑)
有名になった反動からか、お会式の時には、お店の前にガチンコ、いやガキンチョどもが群がって「おーい、タケハラ―!出て来いよー!」とイキって叫ぶ光景も。
なんとなく地元の人が行きずらい状況になってしまい、Dogwoodも段々と足が遠のいてしまいました。結局「カンピオーネ」は、池上で7年間営業した後、2006年1月に閉店。
今は池上には住んでいない竹原さんですが、オフィシャルブログで時々カンピオーネのことを書いているのを見ると、なぜか嬉しくなるDogwoodでありました。
それでは最後に、一度も彼の口から聞いたことがないこの言葉で締めを。
じゃあの。
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