先週の土曜日(12/3)に韓国で行われたボクシング、赤穂亮対ジョン・リエル・カシメロの試合。ワタシ的には、今週(12/13)の井上尚弥の4団体統一世界戦よりも楽しみにしていた好カード。元世界王者の伊藤雅雪氏が代表を務めるTBプロモーション初の興行でもあり、ボクシングファンの注目はかなり高かったのですが、、結果は、、、
まさかのノーコンテスト(無効試合)!
1ラウンドから息の詰まる激しい攻防、2ラウンドには赤穂がカシメロからスリップ気味のダウンを奪うと、直後にカシメロにスイッチが入って猛反撃。しかしカシメロの後頭部打撃で赤穂が試合続行不能となり、韓国のルール適用で無効試合となった。
と、ざっと書くと「赤穂さんの反則勝ちじゃね?」にもとれる。でも、それまでにカシメロにかなり打たれていたのも事実。つまり、赤穂さんは「ギリ負けずに済んだ」けど、見方によっては「芝居した」「逃げた」など、ネットで大炎上。仮に試合が再開されたとしても、恐らくカシメロが圧倒しただろうし、赤穂さんが勝つ確率は低かったかもしれない。意外な結末に両陣営はもちろん、観客、ボクシングファンにとって後味が悪かったのは残念でした。
しかしカシメロは良く言えばワイルド、悪く言えば雑!強引に踏み込んで強打をぶん回すファイトスタイルには強烈な印象を受けました。そりゃ後頭部も打たれるわ。
レフリーがカシメロに注意した直後に、後頭部を押さえて自ら試合を中断した赤穂選手。この時点で既に顎と心にヒビが入っていたらしい。
後頭部のダメージをアピールして時間を稼いで、試合再開するのかと思ったけれど、
ダメージは後頭部以外に、心にもあったということか。うーん、カシメロ恐るべし。
ご本人が、試合後のYouTubeで素直に負けを認め、自分の気持ちを語っていたのが逆に清々しくて救いだったかな。ロイヤル小林さんの最後の弟子ですからね。
赤穂選手、まずはゆっくり休んで、また世界を目指して欲しいと思います。
顎や心が折れたって、立ち直れるさ!
だって、、、人間だもの。
by みつお、、あれ?
by どっぐうっど でありました。
あのボクサーとの因縁の話?(その1) - Dogwoodの池上日記
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