ゴールデンウイークは皆さんいかがお過ごしですか?
池上本門寺にも、多くの観光客が訪問していました。
池上本門寺の北側にある朗峰会館の奥に、松濤園(しょうとうえん)という、桂離宮の建築と造園で名高い、小堀遠州により作庭された名園があります。ここは、慶応4(1868年)年3月に、新政府軍の西郷隆盛と徳川軍の勝海舟が、江戸城開城の交渉を行った場所であります。今回は、その松濤園ではなく、駐車場の向かいに位置する、木々に囲まれた古いプレハブの建物のことです。
外の看板には、「東京都ボーイスカウト連盟大田第17団」と書かれています。以前日曜日に、この近くを散歩していると、大人と一緒に野外料理を作る子供たちの楽しそうな声が聞こえてきました。夏には、キャンプファイヤーをやっているのを見たこともありました。
左側は本門寺公園、右側に朗峰会館、ボーイスカウトの活動拠点があります。
池上本門寺の北側にある朗峰会館。1階に人形町今半が、建物の向こうに、普段非公開の松濤園があります。ここから振り返ると、、
ボーイスカウトの入り口があります。
古いプレハブが数棟と、立派な焼き窯?も見えます。
ピザとか焼くのかな?
自分は子供の頃、ボーイスカウトを誤解していまして、お揃いの青い制服を着て歩く子供たちを見て、上流階級の私立の学校だと思い込み、羨望の眼差しで眺めていました。でも月謝は学習塾代より安く、制服もお下がりを安く買うことも出来る。日本ボーイスカウト連盟の役員名簿を見ると、企業や国からの援助が出ているのだと思います。最高位のスカウトに与えられる「富士章」を取得した団員は、東宮御所や首相官邸を表敬訪問できる機会もあるのだとか。
お世辞にもきれいな建物とは言えませんが、これほど広い敷地と、緑あふれる素晴らしい環境で活動できるスカウトは、都内では珍しいのではと思います。本門寺がサポートしているだけのことはありますね。お会式の万灯行列に参加したり、三が日の警備、お茶出し、募金活動、多摩川土手の雑草駆除等もやっていました。
えっ、なんでそんな事知ってるのかって?
まあ、それはおいといて、他にも「宗教?」とか誤解してる人もいるかもと思いまして。もし、お子様がアウトドア好きで、日曜日に時間があって、ボーイスカウトに興味があるようでしたら、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。
以前、アメトーークで、「ボーイスカウト芸人」をやってましたが、もっと世に広まっても良い活動だと思っています。
先日前を通ると、プレハブの解体工事のお知らせが貼ってありました。近々取り壊されることになったようです。
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